マイアミ旅日記番外編〜初めてのUber!

 

日本でUberアプリをインストール

マイアミのADRP2019に日本から参加するメンバーから、「アメリカに行ったらUberを使うから、アプリをインストールしておくと良いですよ」とアドバイスを受けました。

Uber。ウーバー。聞いたことはあるものの、一度も使ったことがなく。ひとまずアドバイスとおりにインストール。「登録も日本でしておいた方が良い」とのことで、出発前に登録しました。電話番号に認証用SMSが送られて来るので、日本で登録しておいて良かったです!

マイアミで使う機会なし!?

フライトでマイアミ着が夜9時すぎ。日本から配車予約をすべきかも悩んでいたところ、「配車予約は不要。タクシーがあるし、Uberを呼んでも」とメンバーからのアドバイス

そうはいうものの、初めてのサービスを使うのには勇気が入り、空港ではタクシー乗り場からタクシーに乗りました。

 

旅行先で"乗り鉄"になる私。あらゆる公共交通機関に乗りたくて仕方ありません。

メトロムーバーに乗ったり、メトロレイルに乗ったり、路線バスに乗ったり。

[写真:街中を走るメトロムーバー]

 

Uberを使う機会がないんですけど?」と思っていました。

ひとり旅を楽しんだあと、合流したNさんに話すと「Uber使わないで移動していたの?」と驚かれてこちらがビックリ。「公共交通機関が安全だと思うのも日本人の発想ですねぇ」とも。

えー、そうかしら、などとピンと来なかったのですが。

Uber未経験と言ったら驚かれた!

ADRP2019で夕食Dine-Aroundsを食べに行くときになったら、みんなUber。もう一度。みんなUber

ホテルの車寄せにはタクシーが待機していましたが、誰ひとり使いません!

私と同じくUberを使用したことのないKさん、Dine-Aroundsのときに「Uberを使ったことがない」と話すと、そこにいたメンバー(アメリカからの参加者)が「えー!?」という反応!

「何に乗っているの?」「タクシーです」「タクシーに乗っているの!?」という状態。これは使ってみないとね・・・という気になりました。

Uberアプリを使ってみた

ADRP2019の最終日の午後、NさんとYさんと行動するときにUberを初利用。2人とも経験者につき、アプリを見ながら操作を教えてもらいました。

  • アプリを立ち上げ、乗車場所と目的地を入れます。
  • 画面下に[Pool](乗合)、[UberX](普通の送迎)と金額の目安が出ます。私はUberXを選択しました。
  • ドライバー情報と待ち時間が表示されます。
  • 車が到着したら、ナンバーを確認して乗ります。
  • "Izumi?"と名前を確認されるので、"Yes!"と答えます。
  • 到着したら、"Thank you!"と言って降ります。
  • アプリでレート(星5つが満点)とチップの目安が表示されます。
  • 支払いは登録しているクレジットカード! 

ホテルから空港までUberを使ってみた!

いよいよ帰国です。出発は早朝。ホテルのロビーでUberアプリをタップしました。

行き先は、マイアミ国際空港。程なく配車され、時間とおりにドライバーが到着しました。トランクにスーツケースを入れてもらい、出発!

なんのトラブルもなく空港に到着しました!

降りてから、ドライバー評価(星5つが満点)をタップして、チップを選んで、支払い手続き、完了!

Uberの良かった点

  • 行き先を検索して選ぶと金額の目安が出るので安心。これまで何度か、タクシーでぼったくられたのでは・・・?と思っていたので。
  • アプリが日本語で使いやすかったです。
  • 車が綺麗!だいたいTOYOTAMAZDAでした。タクシーが貧相に思えたほど。
  • 支払いがクレジットカードでチップ上乗せ対応もしてくれるため、降車がスムーズ。これまでは「えっとチップがこれくらいだとして、合計・・・?」と計算しながらお金を払わなくてはいけなかったので。
  • 万が一、乗車金額に不審点があった場合、問い合わせが容易にできる点。私は経験しませんでしたが、Yさんは法外に高い金額が請求されてきて、問い合わせた結果すぐにキャッシュバックされたそうです。

Uber、どんどん広まってほしい!そう強く思わずにはいられません。

[写真:マイアミサウスビーチのアール・デコ地区]

大学チャプター勉強会「ADRP2019シェア報告会」を開催しました

「米国のファンドレイジングはアメリカンフットボールのよう。専門プロによる分業化が進んでいる。」

 

ADRP2019に参加したメンバーによる報告会を2019年10月31日(木)に開催しました。

Zoom参加を含め参加者は20人を超えました。

 

大学チャプターからADRP2019に参加したのは4人。報告会では発表者のカラーが出て、「同じイベントに参加しても各自の視点はこんなに違うのか」と興味深かったです。

 

私からはブログ記事を元に2つのことを発表。

  • ADRP2019概要

izmy2009.hatenablog.com

  • 自分の体験記

izmy2009.hatenablog.com

最後に、"おまけ"として、"TechXchange"というセッションで紹介されていたハックツールを紹介しました。気になる方はリンク先のサイトをご覧ください!

  • デザインツール canva :プレゼンテーション・ポスター・バナーなど、豊富なデザインの無料素材が提供されているサイト。豊富な日本語フォントあり。
  • インフォグラフィックツール venngage  :こちらは特にグラフに強く、数字を入れるとあっという間に出来上がり!最初のページは日本語ですが、その後は英語。日本語のフォントの種類が少ないのが難。
  • ロケットブック :スマートノート。フリクションで書いて専用アプリのカメラをかざすとノートを画像ファイルとして記録し、指定したクラウドドライブ(googleドライブなど)に保存。ノートは濡れた布で消すと再利用可能。会場で「私も持ってる」「すごく便利よ!」と絶賛されていて、帰国後に勢いで購入しました。

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[このイベントバナーをcanvaで制作しました]

続いて、久保優子さん(東京工業大学)からの発表。

英語が堪能な久保さんは、3分間で交代する目の前の方に何でも良いので話す「スピードネットワーキング」のセッションが面白かった!とのこと。自分も話さなくてはいけない、ということですから、私は道場破り!?「頼もう〜!」と気合を入れないと参加できそうにありません。

"Impact Report"のセッション。Impact Reportとは、大口寄付者にむけた個人用活動報告書のこと。寄付者ひとりひとりの期待値を推し量り、その寄付者に向けた個別の活動報告書を作成。とても手間がかかりますが「報告書とは寄付者の期待に応えるもの」という視点が徹底しています。

一番最後に聞いたセッション「マイクロアグレッション」が最も心に響いた、とのこと。聞き慣れない「マイクロアグレッション」とは、「ちょっとした言動が他人に不快感を与えること」。自分が何気ない言動で他人に不快感を与えていないか、その判断をパーティーに例えた説明が非常に分かりやすかったです。

判断に役立つ4つのキーワード

ダイバーシティ(Diversity):パーティーに多様な人たちが招待されている
インクルージョン(Inclusion):パーティーでダンスを申し込まれる
• エクイティ (Equity):パーティーで出席者全員に食べ物や音楽が用意されていること
• ビロンギング (Belonging) :参加者がパーティーの成功に貢献していること

 

3番目は木村昭さん(東京大学)から。

木村さんは主に日米比較という観点でまとめました。冒頭の「アメリカンフットボールのよう」とは木村さんの弁。ちなみに日本は「1人で何でもやって万事に素人っぽさがある」。確かに・・・日々の葛藤とモヤモヤをずばり言語化してくれました。

出店していた企業ブースもしかり。寄付者データベース、銘板、分析ツール・・・このあたりは日本でも企業があると思いますが、寄付キャンペーン全般・インパクトレポート作成など、「それって自前でやるんじゃないの!?」といったものまで、アウトソース請負として成り立っています。

木村さんは、分業化すればそれぞれの特性があり、求められる人物像も違う、と指摘しました。

以前、「私たちはファンドレイザーではありません。ドナー・リレーションズ・プロフェッショナルズです。」というのも同じ。分析に向いている人、華やかな人脈開拓に長けている人、穏やかに支援者の意向を受ける人。そう考えると、1人で万事こなさなくてはならない状況は、決して効率的ではありません。他方、日本のファンドレイジングには伸びしろがあり、将来性があることを再認識しました。

最後に日本からのADRP2019参加回数最多を誇る南條勉さん(合同会社ネクストワン)から。

大口寄付者はドナーリレーションを続けながら育ち、その期間は平均7年間と言われていると話しました。また、闇雲に寄付活動をしても意味がなく、ある大学では90日間を目安として効果を測り、次の寄付活動に生かしている、とのこと。効果を測ること、冷静に分析すること、その大切さを私もファンドレイジングスクールに通ってから痛感しています。

南條さんは民間企業勤務ご経験から、私が紹介したThankView、日本でのサービス展開の代理店を模索しているとのこと。期待しています!

最後は参加者同士の議論の中で、日米の違いを認識しつつ、米国から学べるところは積極的に取り入れましょうと話しました。

予定していた2時間があっという間にすぎ、勉強会後の懇親会も大いに盛り上がりました。

ADRP2020次回はニューメキシコシティのアルバカーキで開催が予定されています!

www.adrp.net

 

jfra.jp

ADRP2019に参加しました(2)

「私たちは寄付キャンペーンを強化するために"Social Media Director"を置きました。」

 

ADRP2019で印象に残ったセッションについて紹介します。

2019conference.adrp.net

 

寄付キャンペーン

ノースウェスタン大学が2011〜2020年にかけて行っている寄付キャンペーン"We Will"のセッション。

ノースウェスタン大学は、シカゴ郊外にキャンパスを構える1851年創立の名門私立大学です。

www.northwestern.edu

このキャンペーンによる寄付額は40億ドルを超えました。

興味深かったのは次の3つ。

  • フリーランスライターによるExpendable Gift Reporting(特別寄付報告)を発行・・・Impact Reportを重視し、プロのライターに報告書を書いてもらうことに。
  • 大口寄付者への対応を強化・・・監査報告・使徒報告は上級職員から。Next Steps Reportを作成。誕生日などの記念日にはプレゼントを贈呈、など。
  • Social Media Directorを設置・・・ビデオ、SNS、デジタルサーネージを活用。

セッションでは流れませんでしたが、このブログを書くのにあたり見つけた動画をシェア。


Northwestern Increases Campaign Goals with Support from Dedicated Donors

 

インパクトビデオ

Greater Chicago Food DepositoryというフードバンクのNPO団体によるセッション。

www.chicagosfoodbank.org

2018年度実績で63000人余の寄付者がいるそうです。この団体の抱える課題は「継続率」。その課題解決方法として、ThankViewというビデオメッセージサービスを導入しました。

thankview.com

このThankViewはADRP2019の企業ブースにも出展していました。

ThankViewの特徴は、支援者に個別のメッセージビデオを送れること。

サンプルとして見せてもらった動画をシェア。

chicagofooddepository.thankview.com

この動画では「サンキュー、スージー!」と呼びかけています。

そして動画のあとで見られるwebレターでも、「スージー、寄付をありがとう」と続きます。さらにこの動画、受け取った人が気に入ったらシェアできる点も興味深かったです。

次の動画は、大口寄付者向け。

chicagofooddepository.thankview.com

「ボブ、パティー、私はケイトです。」で始まるメッセージでは、現在進行中のプロジェクトについて説明しています。こちらのビデオメッセージが終わるとwebレターではビデオで話したプロジェクトの詳細ページへ飛ぶリンクボタンがあります。

ただの文章が続くのと、ビデオメッセージがあるのとでは、どちらが直感的に共感してもらえるか。

「共感メッセージ」がよく設計された仕組みと感嘆しました。

 奨学金

StudentからStew-dentへ・・・Stewardshipとかけたインパクトあるタイトルに惹かれて参加したセッション。

スピーカーはバークレー大学。難関公立大学の一つとして知られています。

www.berkeley.edu

奨学金を受給している学生・研究員が2000人の約90%にプロフィール登録してもらっていて、そこからお礼の手紙やビデオの作成を依頼しているとのこと。その秘訣を教えてもらいました。

入学前から奨学金制度・手続きについて丁寧に説明するだけでなく、受給が決まったらプロフィールページでの名前・学部・メールアドレスなどの登録を促します。

次に例文付きで質問形式で「なぜこの大学を目指したのか」「この大学で何を学びたいか」「寄付者への感謝の言葉」などを書いてもらうように依頼をします。

ここで大事なのは"Storytelling"。ワークシートも用意して、「あなたの物語」を語ってもらえるように工夫している様子が伺えました。

そしてここでもThankView!かなり浸透しているようです。

先ほど紹介したセッションでもそうでしたが、ThankViewはiPhoneといったスマホで撮った動画をそのまま使用できる手軽さが魅力とのこと。この奨学金受給者のビデオも学生本人に撮ってもらい、それを大学職員が確認した上で、寄付者へ送っているそうです。

奨学金受給者にただ「寄付者へ感謝の気持ちを!」というのではなく、まずは受給までのスムーズな手続きがあり、「協力してくださいね」と促すことがポイントだと感じました。

 

「あなたのおかげでこんなことができました」という気持ちを(動画で)伝える大切さを改めて感じました。

 

ちなみにセッション中は一番前スクリーン席前に陣取り、MacBookを立ち上げて辞書を引きながら参加。英語の波に熱が出そうでした。次回参加の時には質問できるようレベルアップを図ります。

ADRP2019に参加しました(1)

2019年9月25日〜27日に米国マイアミに開催されたADRP2019に初めて参加しました。

2019conference.adrp.net

 

これから、複数回に分けて内容をご紹介したいと思います。

ADRP2019とは?

ドナー・リレーションズに従事する関係者による団体、ADRP(Association of Donor Relations Professionals)が開催する年次大会のこと。約600人が参加するそうです。

ドナー・リレーションズとは、端的には非営利組織と支援者との長期的な関係性を築くこと。ご興味のある方は以前書いた記事をご覧ください。

izmy2009.hatenablog.com

この大会はInternational Conferenceと謳っていますが、実際にはほぼ米国とカナダからの参加者が多いようです。今回、日本ファンドレイジング協会大学チャプターメンバーからは4人が参加しました。

参加にあたりかかった費用

大会参加費は、3日間とも参加する場合、早期割引では非会員$715、会員$665。期間中の朝食3回と昼食3回(3回目は軽食)、コーヒーブレイク代が含まれていました。

航空券とホテルは自分で手配。今回はExpediaで予約。往復航空券とホテル代で約20万円でした。大会会場がホテルのため、同じホテルに宿泊しました。

1日目・2日目の夕食はDine-Arounds(後述)に参加。約$30-40でした。

観光を含めなければ、合計で約30万円というところでしょうか。

スケジュール

9月24日(火)

15:00〜 受付(資料や名札を受け取る)

名札に付けるリボンが用意されていたので"Self-Motivated"と"Internet Junkie"を付けました!

17:00〜 ニューカマーズレセプション

 

9月25日(水)

7:30〜 朝食、歓迎挨拶、基調講演

10:00〜 セッション(分科会)1、2

12:30〜 昼食

14:00〜 セッション(分科会)3、4

17:15〜 ネットワーキングレセプション

18:30〜 Dine-Arounds

9月26日(木)

8:00〜 朝食、ブレア奨学賞の発表

10:00〜 セッション(分科会)5

11:00〜 昼食、各賞の表彰式

12:30〜 セッション(分科会)6、7、8

18:30〜 Dine-Arounds

9月27日(金)

8:00〜 朝食、閉会挨拶、基調講演

11:00〜 セッション(分科会)9

12:00〜 昼食(軽食)

ブース

会場の中央がスポンサー企業によるブースエリア。寄付者データベース、サンクスビデオ、寄付銘板、グッズなど、様々なブースがありました。

会場外のアクティビティ

会場のホテル以外でのアクティビティは3つ。

  • Dine-Arounds:近隣のレストランでの食事会。事前にリストが送られてきて、イベントサイトにて申し込み。定員は各レストランで10名。会場内の集合場所に行くと、レストランの紙を持った幹事の方がいるので、そこに集まった人でレストランまで移動します。食後の支払いも個別会計。今回、移動にUberを使い、その移動費が気になったのですが「大丈夫、大丈夫」と支払わずに済んでしまいました。
  • ボランティア:今回はLotus Houseという女性専用のホームレスシェルター施設。この施設を見学してゴミ拾いなどのボランティアをします。定員あり。今回は満員で申し込めませんでした。
  • エクスカーション:3日目の午後、大会終了後に、近隣の観光施設へ見学に行きます。今回はビスカヤ博物館。定員あり。

初心者への気配り

ADRPでは大会初心者のためにニューカマーズレセプションの他、メンター制度があり、事前に申し込んでおくとメンターが付きます。また、前述したアクティビティも、どちらかといえば初心者の方が参加することが多いようです。初日の食事会では8人中6人が初参加者でした。

私は各種メールを斜め読みして気がつかず、日本からの参加経験者に教えてもらい、登録ページに行くと満員で申し込めず・・・ということも。次回はもっと事前申し込みをよく読んでおこうと思いました。

 

次はセッションの内容について! 

すべてはファンドレイジングにつながる〜FRJ2019シェア会

ファンドレイジングスクールの同期でFRJ2019のシェア会をしました。

参加したのは9人。

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FRJ2019

各自が参加したセッションの中から印象的だったことをシェアしましょう、という内容です。セッション資料をスクリーンに映しながら、1人ずつ話しました。

この日、私は遅れての参加となってしまい、前半を聞かれなくて残念。

FRJ2019が行われたのは1ヶ月前のこと。私は自分のブログを見ながら発表。「共感の体験を“再発明”するテクノロジーと次世代サービス」と「ソーシャル・セクターを科学する」のセッションについて話しました。

izmy2009.hatenablog.com

 

特に印象に残ったこと。ランダムに。

  • NPOも規模が大きくなるとマーケティングや事業戦略はビジネスセクターと変わらない。
  • NPOとビジネスのコンサルも変わらない?でもそれで良いの?
  • 寄付成果が寄付人数(件数)よりも寄付金額志向となることへの懸念。
  • 受益者と寄付者、どちらに向けて活動をしているのか。活動報告書を作成しているのか。
  • 寄付者がハッピーになる、という視点はいつでも必要!
  • "胡散臭さ"をどういう時に感じるか。
  • 高校生の行動力に脱帽。
  • ソーシャルデザイン「おてらおやつクラブ」がグッドデザイン賞を受賞。
  • チーム型伴走支援の可能性。

FRJ2019で学んだことを今後どう生かしていくか。

自団体で生かすか。

伴走支援で生かすか。

今の自分は自団体で精一杯ですが、いずれは伴走支援も手がけたいです。ただし、どちらの場合でも「小手先のノウハウテラーにはなりたくないなぁ」と思いました。本質ではなく表面的だから。エコシステムでもなく持続性を感じないから。

今回のシェア会、内容というよりスクール同期ならではの思いがシェアできたのが何よりも嬉しかったです。

余談。

アフター(飲み会)で色んな話をしていて「すべてはファンドレイジングにつながる!」とひとしきり盛り上がりました♪

すべてはファンドレイジングにつながる!

マイアミ旅日記〜6日目そして帰国

マイアミ旅日記〜3日目その2 - 始まりの景色

 の、続き。

9月25日〜27日午前中までは、ADRP (Association of Donor Relations Professionals)のInternational Conferenceに出席していました。

このことは別途書くとして、今回はそのあとの午後からの話。

2019年9月27日

日本からの参加者のうち、Kさんは一足早く帰国。先日のリトルハバナでご一緒したYさんと、ADRP当日の朝に現地入りしたNさんと3人で午後の時間を過ごすことにしました。

まだ観光をしていないというNさんのリクエストでサウスビーチへ。まずは昼ごはん。

目指したのはメキシカン系のファストフード店。タコスやブリトーなどメニューが豊富でした。先日タコスは食べたので、ボウル系を注文。注文するとトルティーヤチップスがドーン!

[写真:ランチ]

その後にテーブルに運ばれて来たボウルもドーン!すごい量です。食べきれない・・・

ボウルはそこそこ食べましたが、トルティーヤチップスの完食は諦めました。

次に目指したのはサウス・ビーチ。先日歩いた時よりも観光客が多いように感じました。

[写真:レインボー柄の交差点]

[写真:サウス・ビーチ]

ビーチはパラソルが立っていますが、それほど混雑していませんでした。

私「アール・デコ地区を歩くならアール・デコ博物館がお勧めですよ」、と3人で向かいました。

途中、賑やかな音楽のお店で3人のセクシーな女性がポールダンスしているのを見かけました。真昼間なんですけどね・・・さすがはマイアミ!?

博物館とオフィシャルショップに寄ってから、再びアール・デコ地区を散策。スペイン通りで休憩しましょう、とお店に。「日本人?コンニチハ、私は日本にいました」と男性の店員さん。「表参道で見た目がカッコ良かったので、モデルをしていました」そうですか!そして今はマイアミのレストランで働いているんですね。グローバルな生き方だなぁ。

ワシントン通りで自由行動。ガイドブックには「おしゃれな通り」というようなことが書かれているが、あまり地元色がないのが残念。コテコテのマイアミ土産が置いてある店でお土産を購入。

そうそう、Nさんが「マイアミと言えばフラミンゴ、ですよね?」と言っていました。私には??な状態だったのですが(話にのれなくてスミマセン)、有名なドラマ「マイアミ・バイス」のオープニングに出てくるのだそうです。ワシントン通りでフラミンゴを見つけたので記念に撮影。

[写真:ワシントン通りから少し入ったところで見つけたフラミンゴ]

集合して一旦ホテルへ戻りました。

マイアミに来るからと水着を用意して来たのに一度も来ていなかった!と、夕方からホテルのプールへ。

[写真:ヒルトンホテルのプール]

プールで泳ぐ人はほとんどいなくて、プールサイドでくつろいでいる人を多く見かけました。プールでのんびり泳ぐことができました。

が、プールが深い・・・!これは盲点でした。手前が浅いので油断していたら、あっという間に深くなってしまいます。手前の浅いエリアで平泳ぎ。

2歳くらいの男の子が手に持っていたおもちゃのミニカーをプールへポイッ!底に沈んだミニカーを足の指に引っかけて・・・・「ばあ!」と差し出しました。そしたらウケたようでコロコロ笑って、めちゃくちゃキュート!

明らかに狙って何度もミニカーをプールへ投げます。何度も拾ってあげていたら、5歳くらいのお姉ちゃんに怒られていました。その様子もものすごく可愛らしかったです・・・!

時間はちょうど日没。綺麗な夕陽を見ることができました。

[写真:プールサイドからのサンセット]

プールから上がり、部屋へ戻りました。着替えて夕食へ。

夕食へはリトルハバナに行きました。

リトルハバナにある有名なレストランを目指して行ったところ、混んでいました。待ちそうですね・・・と諦め、先日行ったお店のエリアに。

ちなみに歩くと40分くらいかかるとのことで、Uberで移動。

金曜日の夜だからか、先日訪れたよりも人が多く賑やか。屋外ステージでは女性シンガーが歌っていました。

[写真:屋台も出ていてものすごく賑やか]

先日訪れたバーの向かい、姉妹店というキューバ料理のお店へ。お店の中は混雑していました。

お店からは向かいのバーが見えました。先日は3〜4組しかいなかったのですが、この日は多くのお客さんで賑わっていました。

魚料理を注文。

[写真:揚げ魚と黒米・野菜ぞえ]

ドーン!お皿から揚げた魚がはみ出しています。

食後にキューバコーヒーを注文しました。

[写真:キューバコーヒー]

ものすごく苦くて濃いコーヒーでした。いつもはブラックコーヒー派ですが、このコーヒーは無理。砂糖とミルクを入れてチョビチョビ飲みました。はー濃かった!

食後は街を散策。時間は21時をすぎていましたが、多くのお店が開いていました。「店員以外は全て売り物だよ」というコーヒーショップでバッグを購入しました。葉巻ショップではいろんな葉巻が。買いませんでしたが。

多くの人で賑わっていて、夜はまだこれから!という雰囲気ですが、皆、早朝便で帰るため、夜更かしせずホテルへ戻りました。

部屋でパッキング。あっという間の一週間だったな・・・と感慨に浸りながら。

帰るの飛行機はダラス経由。ダラスまで2時間ほどのフライト、それから空港で2時間待って、13時間のフライトで成田空港へ。飛行機の中では映画三昧でした。

日本に着くと日曜日の夕方。翌日から仕事、通常運転です。

心地よい疲れとチャージされたパワーと。

行って良かった・・・と思える旅でした!

マイアミ旅日記〜3日目その2

マイアミ旅日記〜3日目その1 - 始まりの景色 の、続き。

 

夜の部です。

日本から同じInternational Conferenceに参加するKさん、Yさんと合流。

夜に時間が空いたので、どこかに行きましょう、という話に。

Kさんが「昼間に行ったリトルハバナが良かった」とのこと。私も気になっていて、じゃあ行きましょう、となりました。

www.tripadvisor.jp

Kさんにお任せ状態でUberを降りると、そこはリトルハバナ・・・?住宅街のようで店らしい店がありません。

Kさん「ストリートは合っている」Yさん「アベニューは?」Kさん「・・・わからない」私「お店の名前は?」Kさん「・・・忘れた。近くにピザハットがあった!」えー!?少し歩いてみたものの、一向に繁華街のような所はなく、段々不安に・・・

一旦立ち止まり、Yさんが検索してくれて、どうやら今の地点から徒歩25分程度の場所に色々お店がありそう、とのこと。じゃあ歩きますか、と再び歩きました。

3人で良かった・・・自分ではとてもこんな暗い道、一人では歩けません。いや歩きませんが(事前に確認するので)。

途中で床屋が見えると、Kさん「そういえば近くに床屋があった」Yさん「床屋なんていくらでもありますよ・・・」などとやりとりしていると、バーガーキングが見えてきました。

Kさん「そうそう、バーガーキング!」えー!?チェーン店とはいえ、違いすぎでしょう!

だんだん賑やかなエリアに入ってきましたよ。

[写真:リトルハバナのウォールアート]

[写真:リトルハバナのウォールアート]

[写真:リトルハバナのウォールアート]

[写真:ビートルズをモチーフとしたウォールアート]

皆あまりお腹が空いていないので、どこかで飲めれば良いね、と探していたら、客引きのおじいさんが。生演奏をしていてお客さんはまばらでしたが、なかなか雰囲気良さげ。入ることにしました。

私はノンアルコール。スパークリングウォーターを注文。

キューバ音楽を聞いていると、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」の世界に。

 

[写真:お店の生演奏]

音楽が心地良くて、リズムに乗りながら飲んでいたら、シンガーの女性がマラカスを持って私に近づいて来ました。私!?せっかくならやるか〜。

マラカスを持って音楽に合わせてフリフリ。

最初に名前は?と聞かれたので、歌の中に"Izumi, Izumi"と入れてくれたり、"Izumi, Izumi, shake it! shake it!"ともっとマラカスを振るように言われたり。途中からYさんも参加、2人でノリノリ踊りました!

いやー、汗だく・・・と休憩していると、他にいた3組のお客さんも次々踊り始めました。そして客引きのおじいさんも・・・!欧米の方はダンスが上手!ご夫婦で向かいあって踊っている姿をみると、つくづく思います。

今度は3人連れで来ていた家族のお子さん(20歳くらい?)に一緒に踊りましょう、と声をかけられました。踊れないんですよ、と伝えると、私が教えてあげるから、と。

ステップを教えてもらいました。単純そうで難しい。なかなか自然に踊れません。

Yさんはダンスが上手なので、あっという間にステップを覚えてノリノリで踊っていました。

ところで、Kさんは・・・

後から聞いた話によると、最初に私がマラカスを振り始めた時には目を丸くし、酒が入らないと・・・!と思ったのかどうか、その後3杯くらいお酒を飲んだそうです。

3人連れご家族の奥様から誘われ、Kさんついに踊りの輪に加わりました!長身のKさん、何度も手を返して女性に回るよう促していました。何回も何回も。回しすぎじゃないかしら!?でも皆さんノリノリです。次にはお子さん(先ほど私の相手をしてくれた子)に相手が変わっても、手で回していました。目が回りそうですけど!?場は大いに盛り上がりました。

隣に座っていた2人は新婚旅行とのこと。途中でムーディーな音楽に切り替わり、2人で踊っていました。お幸せに!!

滞在は2時間ぐらいだったでしょうか。

いいお店に入れて良かったね、とお店を出ました。

[写真:お店の入り口]

Uberで再びホテルへ。

翌日からは勉強です(勉強編は別途)。

旅の話はもう少し続きます!