クラファン実践は大きな学び〜大学チャプター勉強会に参加して
「百聞百見は一験に如かず」(松下幸之助氏の言葉)
「学問なき経験は経験なき学問に勝る」(イギリスのことわざ)
「バーゼル大聖堂の展望台へは木製の狭い階段を上るしかなく高所恐怖症で足がすくみましたが眺望は最高でした」(izmyの言葉)
3つを並べるなんてと自分でも思っております・・・
大学チャプター勉強会で、クラウドファンディングをテーマにした勉強会が6月29日に開催されました。大学チャプター勉強会としてはこれが2回目です。
1回目の様子はこちら↓
2年ぶり2回目となる今回のトピックは「もっと知りたい!学術クラウドファンディング ~ファンドレイザーやることリスト全公開~」。モデレーターの高橋麻子さん(東京大学ファンドレイザー)とスピーカーの小出静代さん(徳島大学URA)による、「実際のところ、学術クラファンやるとしたらどうなの?」という疑問に応える盛り沢山な内容となりました。
私自身は別件と重なってしまい後半からしか参加ができなかったのですが、特にOtsucle(一般社団法人大学支援機構が運営するサイト)のクラウドファンディングのプロジェクトをいくつも手がけている小出さんの、実際のデータを元にした資料は圧巻でした。
「クラウドファンディングのサイトを立ち上げただけでは寄付金は集まりません。寄付金は"集める"のです。」という半ば当然かなと個人的には思っていることについて「サイトを作ったので、自分から寄付の呼びかけをするのはちょっと・・・」と抵抗感を示す方がいる、という現実。
ここには寄付について「施しを乞う」「施しを受ける」といった意識が根強く残っているからなのかな・・・と考えています。
寄付をいただくのは「社会課題へのチャレンジに応援してもらう」こと。寄付する側も、寄付される側も、この寄付意識へのブレイクスルーが大事なんんだなと改めて。
そんなしたり顔で書いている私自身も、数年前に「お金をくださいって言えますか?」というファンドレイジングのセッションタイトルを見たとき、「・・・言えないようなぁ」と考えていました。
クラファン自体を実践したことがないため、「実践した人にしか見えない景色がある、得られない知見がある」と勉強会の感想を持ちました。
そんな私ですが、クラファンを実践する機会が訪れました!
バックオフィス支援で関わっているNPO法人サンカクシャで、文京区拠点の移転を機に、居場所機能の拡大と運営継続のためにクラウドファンディングを10月1日から実施します!
サイトつくりから学びばかりを得られる日々。詳細は後日お知らせします。
勉強会の内容について実践を通じてさらに学びを深められる喜び。
ブログを通じてお伝えしていけたら。ぜひご期待ください!