あの日のドイツ留学記〜エピソード0その2
あの日のドイツ留学記〜エピソード0その1 - 始まりの景色 の続きです。
注:記憶を頼りに書いているため、記憶違いがあると思います。
古いパスポートが出てきました。
出国スタンプと入国スタンプによると、1993年7月31日から9月5日にかけてドイツに行っていました。確か最後の1週間は自由行動で、パリとロンドンに旅行に行ったことを覚えています。
前回の記事のとおり、語学学校では散々な状態でしたが、観光については充実していました。今回は、期間中に出かけた旅の記録。
週末のデンマーク旅行
語学学校に通っていた最中の週末に、友人の友人が住んでいるというデンマークの首都コペンハーゲンに出かけました。
ここでの思い出はなんといっても「渡り鳥ライン」。列車に乗っていると、そのままフェリーに車両ごと乗り、フェリーでは海上の景色を楽しみ、デンマークに着くと再び列車に乗り込む、というものです。
こちらの渡り鳥ライン、どうやら2019年12月で運行が休止された模様。
あの時に乗ることができて良かったです。
コペンハーゲンといえばアンデルセン童話の人魚姫の像がありました。想像より小さくで拍子抜けしたことも覚えています。
ブレーメン近郊へのバス旅行
語学学校のアクティビティで遠足がありました。
ブレーメン近郊にバスに乗り、「芸術家の村」と「干潟の海」に行ったことをうっすら覚えています。
今回調べてみたら、どうやら、
・芸術家の村というのは「ヴォルプスヴェーデ」
・「干潟の海」というのは「ワッデン海(ヴァッデン海)」
のようです。
どちらもアクセスはあまり良くないため、長期滞在でないと行く気になれない場所。
ブレーメンで語学学校に通っていたからこそ観光できた場所でした。
パリのベルサイユ宮殿で声をかけられる
語学研修を終えた後には自由行動でパリに向かいました。パリではとにかくメインの観光スポットを訪れました。シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館・・・パリの三越では母親へのお土産にエルメスのスカーフを買いました。
当時、パリやミラノの目抜き通り(ブランド通り)を歩くと、知り合いに出会うと言われていました。夏休みや春休みと行った学生の旅行シーズンに、人気観光地に行くと誰かしらに出会う、と。今はコロナ禍なので旅行自体がなかなかできないのですが、昨今はどうなのでしょう?
シャンゼリゼ通りは通っただけなので、特に何もなかったのですが、ベルサイユ宮殿のお庭を歩いていると
「izmyさんですよね?体育の授業で一緒になったことがある◯◯です」と声をかけられてビックリしました。顔を覚えるのが苦手なので、私にとっては失礼ながらお会いしたことがあるような、ないような・・・?な認識程度の人だったのですが、まさかこんなところで声をかけられるとは。
・・・そんなこんなで、「次は留学したいな」と無謀にも淡い希望を持つようになりました。
エピソード0はここまで。次は1996年に飛びます。続く。