別府で地獄めぐりをしてきました(2)
の、続きです。
立命館アジア太平洋大学の訪問を終え、地元から参加された方と血の池地獄に向かいました。
血の池地獄
この池は広く、赤茶色をしていました。ちょっと血液ドロドロ状態のようです。
ここも風向きによっては湯気が出ていました。
「ここの口上が特徴なんですよね」と地元の人が教えてくれたのですが・・・
口上、と聞いたので、「へいへい、そこのお嬢ちゃん、旦那さん、寄ってらっしゃい見てらっしゃい・・・」的なことが聞けると思いきや、女性の定員さんが静かに座っているのみ。案内してくださった方も「口上はないのですか?」と聞くと、「効能でしたらご説明しますけど」とのこと。いや、あの・・・せっかくならパフォーマンスで口上を聞けると良かったです・・・後から写真をよく見ると「しらくも」「がんがさ」あたりが味わい深いです。
血の池地獄で他の方と別れ、いよいよ最後の地獄、龍巻地獄へ。
龍巻地獄
血の池地獄から歩いてすぐにありました。
入口で共通券を見せると、「次は30分後ですが良いですか」とのこと。次?どうやら龍巻が起きるのが30〜40分に1回だそう。特に用事がないためそのまま入ってベンチで待つことにしました。
看板によると、間欠泉という自然現象なのだそう。事前に調べないで来てしまったので、この小さな池からどんな風に龍巻が起こるのか、想像できずにぼんやりと時間を潰していました。
30分の間に随分人が増えてきました。すると何やらジュバジュバ、シュシューな音が。
お、始まったようです。
手前の池ではなく、奥の穴からお湯が噴き出してきました。高さは2mくらいでしょうか。ジュババババ!となかなかの勢いです。湯気もモクモクしています。
確かに一定期間に噴き出して、また静かになるのは不思議な現象でした。
おまけ
地獄めぐりをコンプリートして、まだ少し時間があったので、行きのバスで見かけた交通センターへ向かいました。お土産屋さんと空港への高速バス乗り場があるためです。
血の池地獄前から路線バスにのり、交通センターのあるのがどうやら「観光港」らしいので、そこで「次は、カンコウコウ」と聞こえて降車ボタンを押しました。
で、降りたら・・・目の前は「さんふらわあ」の文字。大阪行きのフェリー船乗り場でした。バス停を間違えました・・・
目的地の交通センターが見えたので、のんびり歩いて向かうことに。
この日は天気が良く、波は穏やか。そして笑っちゃうぐらい誰もいません・・・これも旅の思い出・・・
交通センターで高速バスの時刻を調べ、残りの時間でお土産を買いました。
今回は短い旅でしたが、次回はもう少しゆっくり大分を旅行したいと思いました。
あと、せっかくなら「さんふらわあ」にも乗ってみたい。
別府で地獄めぐりをしてきました(1)
2019年4月26日(金)〜27日(土)にかけて、別府に行ってきました。
今回の主な旅の目的は立命館アジア太平洋大学への訪問で、別府に着いたのは26日(金)の夜。
限られた時間で何をしようか・・・迷いに迷い、「地獄めぐり」をしよう、と決めました。
27日(土)8:30からスタート。別府北浜から亀の井バス(路線バス)で鉄輪(かんなわ)へ。ここにはバスセンターがあり、インフォメーションセンターもあります。コインロッカーに荷物を預けて、いざ、スタート!
白池地獄
みゆき坂を登ると5分ほどで最初の目的地、白池地獄に着きました。最初の窓口で共通券を購入。計7つの地獄の入場料はそれぞれ400円ですが、共通券は2000円、最低5つ入れば元が取れます。
まだ時間が早いため、人影はなく、落ち着いて見学することができました。
硫黄の香りだけで温泉気分です。池を回ると奥に「熱帯魚館」そして「人喰魚ピラニア」の文字が。穏やかではありません。
温泉熱を利用して熱帯魚を飼育しているとのこと。狭い熱帯魚館の中をほほぅと見学します。何気に水族館好きの血が騒いできました。一つ一つ熱心に眺め、順路の先を行くと、次はピラルクがいるではないか!
ピラルクと言えば!生きた化石!世界最大級の淡水魚!わー、大きい!と大はしゃぎです。
一つ目から満足度高く、この先が楽しみです。
鬼山地獄
白池地獄の坂の上の出口から歩いて数分、鬼山地獄がありました。
ここは湯気の量が多く、風の向きで度々湯気を浴びることに。ミストサウナのようです。「ワニの赤ちゃんが誕生しました」との文字。ワニ!?
ワニの赤ちゃんは屋内の水槽で飼育されていました。名前は「おこじょ」「ひばり」とのこと。その奥には一代目イチロウの剥製が。
ワニって長寿なんですね・・・大きすぎてカメラに収めることができませんでした。お笑いマンガ道場で有名な富永一朗先生から命名されたのですね。こんなにかぶりつきで見ているのが自分ひとりで段々恥ずかしくなってきました。
外に出るといくつもの柵に囲まれた池が見えました。あちらも覗いてみるか。軽い気持ちで下り始めると場内アナウンスが。「あと30分でワニの餌やりの時間です。今はワニたちはものすごくお腹が空いているので、絶対に柵の中に顔を出したり指を出したりしないでください」なんですと!?
池の中にはワニ、ワニ、ワニ!!引くほどワニだらけです。この日は天気が良く、日なたぼっこ(?)をしているワニもいました。パッと見では動かないので模型?と思うほど。でも良く良く見ていると息をしています。本物だ!!
三代目イチロウ君は一匹でプールを独占です。独占の子は良いのです。集団生活を強いられているワニさんたちは狭くないのでしょうか!?ここでも興奮して何枚も写真を撮っていました。
かまど地獄
鬼山地獄を出ると道路の向かいにかまど地獄がありました。
かまどの上の鬼がお出迎えです。
ここには一丁目から六丁目までの様々な地獄があり、一番バラエティに富んでいました。
のんびり一つづつ眺めていると、少し先でヒュー!ピーピー!と賑やかな声が。韓国の観光客の団体用に、湯気の実験を韓国語で実演していて、大盛り上がり!歓声が上がっていました。
その一団がすぎると、別の係員の方が来られて、「湯気の実験をします」とのこと。
タバコの煙を湯気に向かって吹くと、化学反応で湯気の量が増えるように見えるのだそうです。グループを含めて10人程度の観光客が見守る中、実演してくださるのですが、先ほどとはうって変わり、「はぁ〜なるほど」な雰囲気。盛り上がれずすみません。
かまど地獄のお湯の色は赤茶色だったりブルーだったり、色とりどりでした。
3つ回ったところで10時すぎ。11時すぎのバスで移動する予定だったため、まだいけそうだな、と残り2つの地獄へ。
海地獄
海地獄はこれまでのレトロな雰囲気と異なり、比較的新しい雰囲気。ショップが広くて綺麗でした。海のような色をしている池から湯気がモクモク。こちらも風向きによってミストを浴びているような状態です。
さらりと見学して次の鬼石坊主地獄へ。
鬼石坊主地獄
白泥の池からポコリポコリと温泉が湧き上がる様子が坊主の頭のようだから、という理由で名付けられたのだとか。小さめの池から静かにポコリポコリと湧き上がっていました。湯気は出ていませんが、熱湯とのこと。静かな地獄でした。
足湯もあるみたいでしたが、時間の都合で割愛し、バスセンターへ戻りました。
下り坂なので歩いて10分程度で再び鉄輪のバスセンターへ。
荷物をロッカーから出して、待合所でAPU行きのバスが来るのを待ちました。
待っている間に外国からの観光客のグループがちらほら。ツーリストインフォメーションを兼ねているため、英語でやりとりしている様子を見かけました。
立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(4)
立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(3) - 始まりの景色
の続きです。
20分間の懇談が終わり、ご多忙の出口学長は次のご予定に向かわれました。
事業課 前原様との意見交換
APUご出身でもある大学職員の前原様に、実務面でのお話を伺いました。
概要は下記の通り。
- APUでは学長室の一部門を独立して事業課を新たに立ち上げ、寄付・企業派遣受入・企業とのコラボによる収入事業等を行なっている。
- 寄付のwebサイト"One APU"をリニューアルし、メルマガを配信している。現在の登録者は約17,000人。内訳は、卒業生が60%、企業が30%、一般が10%。
- webサイトのリニューアルにあわせて、寄付チラシを日英で作成した。今後は国際学生の保護者向けに、中国語・韓国語でのチラシ作成を検討している。
- 昨年12月に初めてクラウドファンディングを手がけた。APU起業部と、多文化共生の2件。募集期間中は無我夢中だった。目標を超える寄付をいただくことができた。
- 寄付をいただいた折には礼状を送り、また、感謝の集いを開催している。自身が卒業生ということもあり、寄付者には極力マニュアルによらない対応を心がけている。
- 学生の就職活動や企業派遣事業の窓口として、東京キャンパスが活用されている。
- APU生の特徴は、在学中も卒業後も熱心に勉強するところ。「卒業しても学び続ける大学」である点が本学の魅力である。
「国際学生は、人生をかけてAPUにきているんです。ですから非常に熱心に勉強しています。」とのこと。聞けば聞くほど素晴らしい大学でした。
なお、困っていることはないですか、の質問に「立地面でのデメリットを感じることがあります」、とのこと。中長期的には、こうしたデメリットは解消されていくに違いありません。
また前原様ご自身は体系的にファンドレイジングを学ばれたご経験はない、とのことで、思わず「一度学ばれてみると良いですよ」を勧めてしまいました。
予定時間が経過したため、今回のツアーはこれで終了です。
「見学したい」「入学したい」と思われる魅力ある大学つくり。そして「卒業生ではないけど応援したい」という共感つくり。さらに背中を押すプラスアルファ。今回の訪問で得られたことは非常に多くありました。
GWの最中に快く受け入れてくださったAPUの皆さま、ならびに「現地集合、現地解散」という無謀なツアーに参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
【日本ファンドレイジング協会大学チャプターのサイト】
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立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(3)
立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(2) - 始まりの景色
の、続きです。
学長室に戻りました。入口には記念撮影スポットがありました(これは便利)。
出口学長との懇談
キャンパスツアーが予定時間をオーバーしてしまい、出口学長との懇談時間はわずか20分。
質問について事前にお知らせしていましたが、「なんでもどうぞ」とのことで、いろんな質問をしました。なおその場で咀嚼できなかった部分については、検索して参考として掲載しました。
日本の教育投資
- 日本の経済成長のためには、「一人一人の労働生産性」を高めることが必要なのは明白である。教育投資は費用対効果があることも明白。にもかかわらず、公財政教育支出の対GDP比はOECD加盟国の中で最下位*1。この現実を大学関係者は正しく発信していく必要がある。
大学ファンドレイジング
- 政府は教育投資について「民間資金の活用」をうたっているが、参考にしている米国の大学と日本の事情はかなり異なる。米国の大学は行動成長期に資産運用により寄付額を増額させてきた。安易に民間企業からの資金が得られるはずはない。このことを冷静に分析したうえでないと、民間資金活用策はうまくいかない。
世界における日本の大学のプレゼンス
- 国際比較をすると大学院修了者の割合が非常に少ない*2。海外では、リーダーが修士号か博士号を持っていることがスタンダード。大学院課程の充実を図る必要がある。また、国際認証を取得することで、世界的な文脈の中で自大学のポジションを具体的に伝えることができる。
APUの強み
- 学士課程に多数の国際学生が在籍していること。経営学と観光学の分野で国際認証を得ていること。卒業生のグローバルネットワークが年々充実していること。
別府(大分県)の観光業
- 別府はもはや外国人観光客が来ないと成り立たない。しかし現状は情報発信が不十分で、観光資源を活かしきれていないと感じている。そのため、 APU・NHK・JCOMの3社で、大分県の魅力を発信するコンテンツの共同制作を始めた。
日本の教育政策
「バカロレアの大学入学資格の試験問題を知っていますか?」と聞かれ、全く答えることができませんでした。
家に帰ってから改めて調べてみると下記の問題が出題されているそうです。
文化は我々をより人間的にするのか?(人文系の哲学問題)
欲望は我々が不完全であることの証拠なのか?(理系の哲学問題)
出展:2018年のフランスのバカロレアの哲学の問題|Colorless Green Ideas
こうした問いを大学入学資格を得る段階(18歳)で論理的に解答をすることができるようになるには、知識と論理的思考(考える力)が必要なのは言わずもがな、です。
「日本の教育政策には"グローバルスタンダード"という視点が欠けている。そこから学べることが多くあるにもかかわらず。」とお話されていたのが印象的でした。
また、「大人が"政治ってなんだろう"”社会ってなんだろう"というのを考えていないことが問題。それが投票率の低さや根強い男女差別に表れている。なので、中高生向けに書いた本を大人にも読んでほしいのです。」と近著を紹介いただきました(帰りにAPUの大学生協で購入しました!)
出口学長懇談での気づき
ファンドレイジング・スクールで学んだことに絡めますと、キーワードは「右脳×左脳」「社会的インパクト投資」「ポジショニング設計」にある、と感じました。
ずっとモヤモヤしていてなかなか解答が見出せない「教育の中長期的な課題と解決策(アウトカム)・社会的インパクトをファンドレイジングの文脈でどう表現するか?」を今後より一層考えていかないと、と改めて思いました。
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立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(2)
立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(1) - 始まりの景色
の、続きです。
スチューデントユニオン
教室棟を出てスチューデとユニオンに向かいました。
この日は天気が良く、眼下に広がる別府湾が良く見えました。右手奥に見えるのは、猿山として有名な高崎山です。「向かいの山にどんな猿が来るんだ、と高崎山から猿が見にきたそうです。本当かどうかわかりませんが。」とのこと。猿も興味津々でAPUを迎えたのですね!?
スチューデントユニオンは2棟あり、1棟はランチを食べた学生食堂、もう1棟は大学生協。いわゆる普通の大学生協ですが、奥の食品売り場でハラル食品が充実していました。
APハウス(学生寮)
体育館の横を通って橋を渡り、エレベータで橋を降りると、APハウスと呼ばれる学生寮がありました。国際学生は入学時に全員、国内学生は一部入居するそうです。「国内学生は倍率が高くてほんの少ししか入れない」とのこと。
学生寮の中も見学させていただきました。
まず目を引くのが共同スペースの大きな和室とキッチン部屋。キッチン部屋では、各国ウィーク期間中、国際学生のソウルフードを作るのだそうです。日常的には廊下に面したキッチンスペースで料理をしているとのこと。訪れた時にも料理をしている学生さんを見かけました。
掲示板には学生主催の広島ツアーのお知らせが日英併記で掲示されていました。
寮の部屋はシングルルームとシェアルームの2タイプ。どちらの部屋もベッド・布団・机・棚といった最小限の設えがあり、スーツケース一つで来ても生活は始められそうです。シングルルームにはトイレがあり、シェアルームは部屋の外の共同トイレを使用することになります。
シェアルームの特徴は、単なる相部屋ではなく、それぞれの個室を引き戸で仕切るところ。必ず英語入試・日本語入試の学生が入居するため、それぞれの課題を助け合うことができるのだそう。「ただし、相性が悪くて引き戸を閉めると、二度と開くことはありません・・・」・・・ま、そうでしょうね・・・。
2年目以降は引き続き学生寮に留まるか、市内のアパートなどで一人暮らしをするのかは選べるとのこと。「僕は夜まで騒がしいのに耐えられなくて、2年生から一人暮らしをしています」「私のフロアはそんなに騒がしくないので快適です」こちらも運・不運はありそうですね。私の留学時代の寮生活を懐かしく思い出しました。
学生寮とキャンパスには高低差があり、寮からは建物4階分の階段を往来するか、エレベータを使用することになります。このエレベーターが狭く、「朝は混むので階段を使います。」とのこと。往来だけでも良い運動になりそう・・・
再び学長室へ向かいます。続きます。
【日本ファンドレイジング協会大学チャプターのサイト】
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立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(1)
GW初日、2019年4月27日(土)、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)訪問ツアーに参加しました。
主催は日本ファンドレイジング協会大学チャプター。チャプターが設立されての初イベントです。
参加者は6人。関東から4人、九州から2人でした。
別府駅から路線バスで約40分(APU行き快速バスに乗ると25分)。山を登り、眺望が開けて眼下に海と別府市街が見えてきました。キャンパスは赤レンガを基調とし、"APU"のロゴが際立っていました。キャンパス内バス停に到着です。
学生食堂でランチ
11時30分に学生食堂で待ち合わせ。
大きな窓からの眺めが素晴らしかったです。
カフェテリア形式で、各国料理がありました。ハラル料理のメニューは緑色で表示されていて分かりやすかったです。私はハラル料理のグリーンカレーを注文しました。
ランチを終え本棟4階の学長室へ向かいました。
4階エントランスに入ると、大学職員の方と学生さんが迎えてくださいました。
キャンパスツアー
国際学生2名によるキャンパスツアー。APUでは「留学生」と言わず、「国際学生」「国内学生」と呼んでいるのだそうです。国際学生は英語入試と日本語入試の2とおりあり、この日は英語入試による学生(4年生)と日本語入試による学生(2年生)がアテンドをしてくれました。英語入試でも入学して一年目に徹底的に日本語を学ぶため、日本語力は申し分ありません。
寄付者銘板
建物から外に出ると大きな寄付者銘板が目を引きました。ファンドレイジングに関心のあるグループですので、皆、興味津々です。寄付額に応じて金銀銅に分かれていました。
私も皆と一緒の写真を撮っていると・・・「実況しましょう!」との声が。
おっと!?
後からのんびりと大学チャプターFBで写真報告をする予定だったので、慌てて写真で実況を始めました。なので、この後の写真は質よりスピード重視。
メディアセンター
最初に訪れたのはメディアセンター。特別に撮影許可をいただきました。
最初に訪れたのはPANGAEAというグループ学習エリア(オープンエリア)の入口。"PANGAEA"とは、現在の大陸に分かれる前、巨大な一つの塊であったと想定される大陸の名称です。
続いて奥に入ると、グループ学習の小さい部屋がいくつかありました。
ACライブラリーと呼ばれるコーナーには、企業研究・著名人研究ができる書籍が多数配架されていました。「国際学生で日本で就職したい学生用に、日本企業研究をする授業が開講されているのです」とのこと。
校友会コーナーがありました。
モニターには世界地図と「NETWORKS」と表示が。
タッチパネル式でタッチすると、卒業生のグループ(ここでは"チャプター"と表現されていて、"大学チャプター"と同じね!と嬉しくなりました!)の幹事の方の写真と連絡先が表示されました。
新聞・雑誌コーナーでは、各国の新聞が置かれていることと、日本語勉強用に「朝日小学生新聞」「朝日中学生新聞」が置かれているのが印象的でした。
FIX講座・ライティングセンター・AMC(Analytics and Math Center)、ALRCS(Academic and Learning Resource Core Staff)といった、学生への日英学習サポート体制が充実しているのが魅力的でした。
言語自主学習センター (SALC)
メディアセンターを出て、教室棟へ。
この日は土曜日で授業がないため、学生の姿はまばらでした。
「授業がある日の昼間は、教室棟の横にキッチンカーが並びます」とのこと。学食だけでは飽きてしまいますからね。
教室棟1階に、学生の言語の自主学習ができるエリアがありました。
ここではアドバイザー(教員)やピア・アドバイザー(学生)に、言語を修得したい学生が予約すると、マンツーマンで会話をしたりライティングの相談を受けることができるそうです。学生への手厚いサポートに母親目線で感動していました。
【日本ファンドレイジング協会大学チャプターのサイト】
【ファンドレイジング・日本2019をPR中】
日本ファンドレイジング協会大学チャプターが設立されました
2017年からご縁があって何かとお世話になっている日本ファンドレイジング協会。そのテーマ別チャプターとして大学チャプターが設立されました。
私も発起人の中に名を連ね、今年は運営メンバーにも関わらせていただいています。
チャプターのFBサイトもオープン。メンバー募集中!。登録・参加料は無料です。
日本の大学数はおよそ800。この大学をはじめとした教育、研究機関のファンドレイジングの発展のため、勉強会やイベントを通じて個人間の連携を深めて、最終的には日本の教育研究の発展に貢献できれば・・・という思いでいます。
2019年9月開催のファンドレイジング・日本2019では、全国の成功事例セッションのひとつとして、9月15日(日)11:00〜12:10「大学チャプターが描くファンドレイジング がつくる未来」を開催します。