立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(4)
立命館アジア太平洋大学訪問ツアーに参加しました(3) - 始まりの景色
の続きです。
20分間の懇談が終わり、ご多忙の出口学長は次のご予定に向かわれました。
事業課 前原様との意見交換
APUご出身でもある大学職員の前原様に、実務面でのお話を伺いました。
概要は下記の通り。
- APUでは学長室の一部門を独立して事業課を新たに立ち上げ、寄付・企業派遣受入・企業とのコラボによる収入事業等を行なっている。
- 寄付のwebサイト"One APU"をリニューアルし、メルマガを配信している。現在の登録者は約17,000人。内訳は、卒業生が60%、企業が30%、一般が10%。
- webサイトのリニューアルにあわせて、寄付チラシを日英で作成した。今後は国際学生の保護者向けに、中国語・韓国語でのチラシ作成を検討している。
- 昨年12月に初めてクラウドファンディングを手がけた。APU起業部と、多文化共生の2件。募集期間中は無我夢中だった。目標を超える寄付をいただくことができた。
- 寄付をいただいた折には礼状を送り、また、感謝の集いを開催している。自身が卒業生ということもあり、寄付者には極力マニュアルによらない対応を心がけている。
- 学生の就職活動や企業派遣事業の窓口として、東京キャンパスが活用されている。
- APU生の特徴は、在学中も卒業後も熱心に勉強するところ。「卒業しても学び続ける大学」である点が本学の魅力である。
「国際学生は、人生をかけてAPUにきているんです。ですから非常に熱心に勉強しています。」とのこと。聞けば聞くほど素晴らしい大学でした。
なお、困っていることはないですか、の質問に「立地面でのデメリットを感じることがあります」、とのこと。中長期的には、こうしたデメリットは解消されていくに違いありません。
また前原様ご自身は体系的にファンドレイジングを学ばれたご経験はない、とのことで、思わず「一度学ばれてみると良いですよ」を勧めてしまいました。
予定時間が経過したため、今回のツアーはこれで終了です。
「見学したい」「入学したい」と思われる魅力ある大学つくり。そして「卒業生ではないけど応援したい」という共感つくり。さらに背中を押すプラスアルファ。今回の訪問で得られたことは非常に多くありました。
GWの最中に快く受け入れてくださったAPUの皆さま、ならびに「現地集合、現地解散」という無謀なツアーに参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
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