対話型トークセッション「Road to 2030 寄付とファンドレイジングの「未来」を語り尽くす! 」に参加しました

2019年6月3日(月)日本ファンドレイジング協会主催のイベント「対話型トークセッション」に参加しました。

このイベントの前の日本ファンドレイジング協会通常総会に初めて参加する予定でしたが間に合わず・・・会場に到着した時は総会終了直後でした。

昨年度に通っていたスクール同期の方を見かけて、ほっと一安心。

並んで座り、イベントに参加しました。

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日本ファンドレイジング協会認証マーク

イベントに先立ち、CANPANのサイトの団体一覧で、日本ファンドレイジング協会の認証マークが表示されることになったというお知らせが。

fields.canpan.info

日本ファンドレイジング協会が、包括的なファンドレイジング力を備えたプロファッショナルファンドレイザーであることを証明する資格「認定ファンドレイザー」保有者が在籍し、団体情報開示度★3つ以上である団体に付与するものである。

 引用元:ヘルプ・認証マークについて|CANPAN

これは嬉しいお知らせ!ファンドレイザー資格取得のインセンティブになり、団体への信用度アップにも繋がります。

わぁ・・・と拍手で盛り上がり、本題へ。

 

セオリー・オブ・チェンジ2030

まずは事務局長の鴨崎さんから、「セオリー・オブ・チェンジ2030」について説明がありました。

「セオリー・オブ・チェンジ2030」は、「10周年宣言」を元に生まれた2030年までのロードマップです。これを作るイベントには残念ながら参加できませんでした。ロードマップでは、「私たちが目指す社会像の実現」に向けた、アウトカム・目標・指標・パートナー・アクションがリストアップされています。

「これはver.1.0です。毎年更新します。」とのことで、このあと少しは私も関わることができるかも!?

トークセッション

トークセッションが始まりました。

スピーカーは、有馬充美さん(2018 Harvard Advanced Leadership Initiative Fellow、西武鉄道株式会社社外取締役、株式会社プリンスホテル社外取締役)、米良はるかさん(READYFOR株式会社 代表取締役CEO)、吉田幸治さん(国境なき医師団日本 ファンドレイジング部 ディレクター)。ファシリテーターは協会代表理事の鵜尾さんです。

鵜尾さんから、初めに、「今日のメインテーマは"可能性"です。日本の社会にどんな可能性があるか。次の10年、私はどんなチャレンジがしたいか。スピーカーの皆さんに話していただいた後にグループセッションをしますので、考えながら話を聞いてください!」とのこと。

有馬さんは、「これからは個人が自立してやりたいことに向きあう時代。これからは個人の持っているスキルを育成するプログラムを実践していきたい。」とのお話がありました。米良さんは「お金が流れると社会が変わることを身をもって経験してきました。プロジェクトベースの社会作りに貢献していきたい。」、吉田さんは「若い世代の方は社会的課題に関心が高い。一方で、日本ではソーシャルセクターへの信頼度が低い、という統計があります。信頼度を高める必要を感じています。」とのことでした。

グループセッション

三者三様のお話を聞いたあとは、近くにいる人とのグループセッション。私はスクール同期の方3人と話をしました。

私は「子どもたちの受けている教育から、社会的課題への取り組みがより身近になる時代」「次の10年は自分の個人の価値を高める努力を続けたい」と考えました。他の方からは「社会貢献が"かっこいいこと"と認識される時代」「身の回りの社会的課題が自分ごとに感じる時代」という話がありました。

グループセッションを共有する時間に、他のグループ(というか大学チャプターの仲間!)から、「楽しい日本の時代の到来=大学に多くの可能性が!」という力強い発言がありました。有馬さんからも「社会人がもっと大学で学び直しができる場を」というコメントをいただきました。

最後に、「小さなチャレンジを大切にしよう」「チャレンジして失敗した人を讃え、次のチャレンジへ繋げていこう」大いに盛り上がり閉会しました。

 

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