ペーパードライバー克服体験記!
夏の家族旅行記の最後に書いた
私は「次は有明ガーデンに運転して行くぞ・・・!」と、「ペーパードライバー講習」サイトで早速申し込んでみたのでした。
の後日談です。
ペーパードライバー歴20年
気づけば運転免許を取得して20余年。車をほとんど運転しないまま過ごしてきました。運転にまつわる思い出といえば、
- 葉山の狭い道を運転して助手席側のサイドミラーを擦り、乗っていた夫が悲鳴を上げる
- 北海道で逆走して同乗の家族が悲鳴を上げる
- 自宅近くで左折時のアクセルを踏みすぎ、近くにいた工事業者のおじさんたちがミーアキャット状態となる
・・・など、ロクな思い出がありません・・・
□駐車がコワイ
□路上を走るのがコワイ
□左折がコワイ
□右折もコワイ
□エンジンかけて発進するすらコワイ
・・・と負のスパイラル。公共交通機関で移動に困らなかったこともあり、運転しないままずるずると年月がすぎていきました。
でも家族旅行をして思いました。
「私に必要なのは、車を運転することではなく、車を運転して行きたいところを見つけることだった」のだと。
そこから「ペーパードライバー講習」をネットで検索、「女性専用」「教習車で練習」できるところで申し込み。回数は一番多い4回講習にしました。
最初のカウンセリングで涙ぐむ
ペーパードライバー講習の会社の方からおすすめされた駅で担当のUさんと待ち合わせ。最初に運転歴や苦手なことを聞かれました。
「教習所の卒業から苦労しまして・・・、とにかく自信がありません」と話しました。
話しながら当時のトラウマがフラッシュバックして、少し涙ぐんでしまいました。教習所を卒業するのに5ヶ月もかかったのです。
「ダメだね」
「切るのが遅いよ」
「危なかったじゃないか」
と、教官から何度注意されたことか・・・
そんななか、エンジンの発進から再練習です。
道路で左折の練習、右折の練習
教習車はプリウス。スタートボタンでエンジンがかかり、パーキングもボタン、サイドブレーキは足下と、初めてづくめ!ギアの切り替えも軽くてスムーズ。これだけで「車は20年の間にこんなに進化していたのか」とプチ感動。
路上で停めた場所から「左折を練習しましょう。次の角を左に曲がってください。」で練習スタート。左折で一周しただけで、カチカチです。
「上手にできていますよ」と褒めていただき、「分からなかったことはありますか?」とのこと。左折のタイミングや路上駐車車両がある時の運転のコツなどを確認しました。
続いて、何回か左折を練習してから右折の練習。時間は2時間弱。「意外と運転できたじゃん」と心の中でスキップして初回は終わりました。
車線変更と駐車の練習
2回目は車線変更の練習。自宅近くの大きな道で練習です。我ながら些細なことだと思うのですが、車で自分の居住区から出て隣の区に入った時には本当に嬉しかった!最後にハンドルを握った時には自分の区から出る前にギブアップしたので・・・
3回目は駐車の練習。空いている駐車場で右駐車の練習をしました。
最終回はお台場までの運転
最初のカウンセリングで「レインボーブリッジを通ってお台場に行きたい」とUさんへ伝えました。 正確には有明ガーデンが目的地です。
あのぐるーんとなっているレインボーブリッジ・・・最初にgoogle mapで経路検索した時に、難易度の高さに怯えていたのです。隣にUさんがいれば安心だな、と。
自宅近くから出発。レインボーブリッジではいっぱい車が追い越して行きました。「気にしないでいきましょう」と横から声をかけていただくだけで安心できました。時間があるのでと、有明ガーデンの駐車場に入り、右駐車と左駐車の練習。少しずつですが駐車のコツが習得できました。
帰りは道路が渋滞している時間帯。まだ車線変更が危なっかしい時もありましたが、無事に戻ってきて講習は終了です。
やりたいことリストで可視化
ペーパードライバー講習を始めた時に、手帳にやりたいことリストを書きました。「右折ができる」「駐車ができる」から「ガソリンスタンドへ行く」「高速道路に乗る」「◯◯へ行く」など・・・一つ一つのタスクを可視化し、そのタスクをこなすイメージ。これで小さな成功体験を積み重ねています。
そして、ついに自力でお台場と有明ガーデンへ!子どもたちを乗せてドライブしました。事前に練習したお陰で、落ち着いてレインボーブリッジを渡ることができました。お台場の駐車場では一発で駐車の枠に入り(これまで練習2回、なかなかうまく行かなかった・・・)、子どもたちと歓声を上げました。徐々に運転距離を伸ばしていきます(^^)
終わりに・・・お世話になったペーパードライバー教習のリンクを貼っておきます。
ありがとうございました。