FRSゼミ:リーダーズセッション(宮城治男さん)に参加して〜U理論と学習する組織の再考

ファンドレイジングスクール の授業も残り数える程となりました。

 

2018年11月13日(火)、スクール3回目のリーダーズセッションに参加しました。

 

この日の講師は、特定非営利活動法人エティック代表理事の宮城治男さん。

 

実践型インターンシップ・社会起業・起業支援 NPO法人ETIC.(エティック)

 

宮城さんは「講演は得意ではないので」とのことで、ご自身のこれまでの活動についてお話されたあと、時間の大半はダイヤログに費やされました。

 

宮城さんの活動は多岐にわたります。

 

その活動の一つ、新公益連盟。

www.shinkoren.or.jp

また官民協働事業をいくつか関わっていて、その一つにトビタテ!留学JAPANがあるとのことでした。え!?

www.tobitate.mext.go.jp

確かにこれも社会を良くする、そのために若者の海外留学を促進するという大キャンペーン。こういう活動に関わっているとのこと、ここでお話を聞かなければ知らないままでした。

 

常に「社会を良くしたい」ために行動する、という信念を感じました。「儲かる、儲からない、で言えば、儲からない。でも、儲からないことの方が、社会的なインパクトを与えることができる」とお話されていました。

また繰り返し、「価値観は常に変わっている」「社会はエコシステム」「自分は教育者」と語っているのも印象的でした。

 

お話を聞けば聞くほど、"U理論"と"学習する組織"を実践している方だなあという思いに。

 

U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

 

 

学習する組織――システム思考で未来を創造する

学習する組織――システム思考で未来を創造する

 

 

常に価値観が変化していく中で、社会を良くするために自分は何をしたら良いか?

まだその答えには行き着いていませんが、「常に考えること」「とことん考えること」の大切さを改めて感じました。