北欧ひとり旅〜マイランチボックスを試してみた
ストックホルムの地下鉄中央駅近くに、Åhléns(オーレンス)というデパートがある。
お目当ては地下のスーパー。旅行先のスーパーに寄るとお国柄が知れて楽しいから。
ヨーロッパの多くのスーパーでは入口と出口が分かれていて、それぞれゲートがある。
何も買わず「買うのがなかった」と店員に声をかけて出られなくはないが、勇気が要るので何か買って出ようと思っていた。
進むと奥から良い匂いが・・・
時刻はお昼どき。惣菜ビュッフェコーナーで、多くの人がマイランチボックスを作っていた。
お昼ご飯にちょうどいい、と、周りの人をじろじろ見ながら試してみた。
ブッフェコーナーの近くには紙ナプキン・フォーク・ナイフのセットが有料で売っていた(でもあまり手に取る人はいなかった)。
空の容器を手に、食べたい物を選ぶ。
私はマッシュポテト・マッシュルーム・ライス・カレー・ミートボール・コロッケみたいなものを選んだ。
料金は重量制。ボックスを量りに乗せてボタンを押すと、金額がプリントされたシールが出てくる。日本のスーパーのように蓋にシールを貼ってレジへ。
レジは大半が無人レジ。
最初に表示言語を聞かれたので英語を選択。袋は有料。紙袋かレジ袋を選ぶことができる。紙袋を選んだ。
バーコードを読み取らせる。ここのバーコードリーダーは下向きだった。先ほど"蓋にシールを貼った"と書いた。ということは・・・蓋を外してバーコードを読み取らせる必要があった。
先ほど選んだ紙袋はものすごく大きいと気づいた。しかし"back"のボタンがなく、袋の種類を選びなおす事ができなかった。
・・・などと、もたもたしながらクレジットカードで決済、袋にランチボックスを入れた。
で、出口のゲートを出ようとしたら・・・ゲートが開かない!!
他のお客がレシートを手に持って、ピッと読み取らせていた。
そういえば先ほど決済したときに「レシートを忘れずお持ちください」とメッセージが出ていた。ここで必要なのか。
またしても、もたもたしながら財布からレシートを取り出し、バーコードリーダーへ。
ゲートが開いた!
国が違うとスーパーのルールが違う。面白い経験ができた。
通りのベンチに腰かけた。いただきまーす!
コロッケみたいなのはカレー味のメンチコロッケのようなものだった。
マッシュポテト、うま!ジャガイモが違うのか、味が濃厚でかつ舌触りは滑らか。
はぁ〜美味しかった!
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