大学チャプター交流会「『いま大学ファンドレイザーにできること』を語ろう!」に参加しました
「あのとき大学ファンドレイザーは何をしていたか。」
一年後に話し合いたいテーマとして提案がありました。
2020年5月5日(火・祝)大学チャプター総会後、大学ファンドレイザー交流会が行われました。参加者は29人でした。
司会は大学チャプター事務局長の木村さん。木村さんから、大学チャプターについてと、コロナ禍での大学をめぐる現状の共有について、説明がありました。
続いてグループトークの時間。
Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、1グループ5〜6人に分かれて話をしました。
テーマは「『いま大学ファンドレイザーにできること』を語ろう!」。30分間でしたが自己紹介をして話し始めたら、一巡ちょっとで時間が来てしまいました。
再び全体に戻り、各グループから出た話題を共有しました。
特に印象に残っているのは下記のとおり。
- 新型コロナウイルス関連の寄付を始めた大学からは、「想定より多くの寄付をいただいている」という報告あり。
- 大阪大学のフルフェイスシールドのファンドレイジングでは、資金提供だけでなく(発送などの)ワークシェアのお申し出もいただいた。
- 周年事業など「コロナに関連しないファンドレイジング」をどう進めるか、頭を悩ませている。
- 学内連携の良い機会では?学内横断的なWGが始まっている大学あり。
- 「オンライン」←→「リアル」の差別化を図り、それぞれのメリットを活かす。
- タイでは、在住の外国人が積極的に募金を集めている。
- 大学全体のファンドレイジングのマインド「ゆっくり、しっかり、コツコツ」→緊急支援「スピード感」(ノウハウが異なる)
- 卒業生などが寄付集めで盛り上がる一方で、学生の現状や寄付金使途の整理が追いつかない。
- 「支援したい」という声を繋ぎ止めておくのが大切。
- 資金を集める、という意味での大学の価値とは。
- ウィズコロナ/アフターコロナのファンドレイジングとは。
参加者には大学職員だけでなく、他分野・他業種の方が含まれていて、話題の幅を広げることができたのでは、と感じました。そして無意識のうちに自分に「ゆっくり、しっかり、コツコツ」マインドが根付いてしまっているなぁ・・・と反省。スピード感を意識します。
「あのとき大学ファンドレイザーは何をしていたか。」
こういうのは、意識的に記録を残しておかないと「ええと、なんだっけな・・・」となりがち。新しいブログテーマを与えてもらったと考えて、このブログでも折に触れて記録していきます。