Courseraでファンドレイジングを受講してみた(1)

r「人間は一生、学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。」「ではなぜ学び続けるのでしょう?・・・それが人間の使命だからです。」

私の愛読書「 MASTERキートン」にある、廃校寸前の社会人学校での、最後の授業でキートン先生が語った言葉です。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ついに緊急事態宣言が発出。子どもたちの学校は休校し、自分は在宅勤務。不要不急の外出は自粛要請され、気分が落ち込む一方です。

そんな時だからこそ、私は学ぶことを止めない。

Courseraを知ったきっかけ

少し前にCoursera(コーセラ)でファンドレイジングに関する講座を受講した方のブログを読みました。

tsuchidadig.com

 

コーセラ(英名:Coursera)は、スタンフォード大学コンピュータサイエンス教授Andrew NgとDaphne Kollerによって創立された教育技術の営利団体である。世界中の多くの大学と協力し、それらの大学のコースのいくつかを無償でオンライン上に提供している。

引用元:wikipedia

自分でも受講したいなあと思い、申し込みました。

www.coursera.org

 

初期設定と講座の選択

初期画面(チュートリアル)は日本語版で書かれていて、わかりやすい。

氏名や所属などを入力して、「何を学習しますか?」の検索画面に"Fundraising"と入力。"Fundraising and Development Foundations"をポチり。カリフォルニア大学デービス校の提供による講座です。

wikipediaには「無償」と書かれていますが、私が選択したこの講座は、登録日から7日間は無料トライアルができ、その後は月額で¥5,264のサブスクリプションがかかります(2020年4月現在)。

 

講座の概要

私が受講した"Fundraising and Development Foundations"は、4週間で完結するよう設計されており、各週に動画、学習用教材(PDFテキストまたはサイトへのリンク)、練習問題が課せられます。全ての教材で学んだ後、練習問題で85%以上を正解すると、その週をクリアすることができます。

私は時間があるときに一気に・・・と、1週間分を1日で受講してみました。

教材の内容

動画は約10分。冒頭に講師が写り、その後は講義のポイントがスライド形式で流れます。間に2回、内容確認の問題(選択式)が出題。正解と思う解答をクリックして送信ボタンを押すと、すぐに正解かどうかが分かります。

4〜5分に一回、問題が出ると動画が停止することで、冗長になりがちな講義を集中力を維持しながら聞くことができます。

動画の下にテキストが掲載され、動画で流れている部分のセンテンスを色を変えて表示してくれる機能が嬉しい。英語が堪能ではないため、単語が聞き取れなかった時にはテキストを読みました。さらに意味がわからなかった時には、最近高評価のDeepLの翻訳サイトで翻訳することも。ただし、講座の内容(ファンドレイジング)自体を既に色んな機会で学んでいるため、非常に理解しやすいです。

全ての教材を終えると、テストを受けます。10問の選択問題を20分以内で解答して提出。選択問題の中には複数選択も含まれていました。80%以上の正解で合格。私は1回目に85%正解して合格しました(ホッ)。フィードバックを見ると、間違えた解答については「○○の回の動画を見るように」と言った指示が。戻って今度は動画のテキストで復習。なお8時間ごとに3回まで受験可能とのこと。もう1回トライして、97.5%の正解まで上げることができました。

10分程度の動画が6本、その後の学習用教材(リーディング用)、練習問題、オプションで他の学習者の解答を参照。これら全てを終えると、トータルで約5時間を推定終了時間として設計されています。

再開するとどうなるか

オンライン講座から少し離れて、サイトに戻って来ると、受講中のコースの進捗状況を確認できるサイトから、すぐに受講を再開することができます。また、残りの時間も示してくれるため、非常に分かりやすいです。

オンライン講座の仕組みとして

まだ1週間分を終えただけですが、今回、受講してみて、非常によくできている仕組みだと感じました。動画は飽きずに視聴できるよう、途中で確認問題が入る点。進捗状況が一目で分かる点。最後の練習問題で不正解について復習の回を示してくれる点。一定の理解をしていないと次へ進めない点。

おそらく次第に難易度が上がると思いますが、何とか最後まで受講してみたい!

"Fundraising and Development Foundations"の内容については、改めて。

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Photo提供者:Suzy Hazelwood