あの日の旅行日記〜リュブリャナ・ウィーン・ブダペスト(2)
あの日の旅行日記〜リュブリャナ・ウィーン・ブダペスト(1) - 始まりの景色
の続き。
記憶を辿っているため、記憶違いもあると思います。
1996年12月30日(月)
この日も寒い。とにかく寒い。
教会近くのホテルにチェックイン。
とりあえず街中に観光にと美術館に向かったところ、月曜日につき休館。年末年始も休館・・・残念、入れないね、と広場の屋台でグリューワインを飲んで暖をとった。
[写真:ホーフブルク宮殿]
1996年12月31日(火)
大晦日。
相変わらず外は寒いので、ホテルの部屋でのんびり過ごす・・・と、唐突に部屋のドアからガチャガチャ・・・と音がしたと思ったら、清掃員が入ってきて驚いた("Don't disturb."を掛け忘れていた)。じゃあ、観光でも・・・と街に出てもとにかく寒い。
カフェ・ザッハーに行き、ザッハトルテを食べた。甘い、甘い・・・!!期待値が高すぎたか。ちょっと残念。
夕食はシュニッツェル(カツレツ)を食べに。出された紙ナプキンに「いらっしゃいませ」の文字。お皿からはみ出るほどのシュニッツェルは味が単調で食べきれず・・・ウィーンでの食事はあまり良い思い出がない。
カウントダウンは外で迎えたいよね、と、12時近くにホテルを出て、教会方面へ。街中ではロケット花火が飛んでいて、賑やかというか騒がしい。
「どうやってカウントダウンするんだろうね?」と話していると、通りのレストランで優雅に乾杯している人たちが見えた。え!?と時計を観ると、12時すぎていた。
「カウントダウンって、ないんだね・・・」と落胆してホテルへ。
テレビをつけると、賑やかに新年を祝っていた。
「これで1時間後に12時になるチャンネルを観てればいいんじゃないの?」と探していると、あった!1時間後にテレビで「10、9、・・・ハッピーニューイヤー!」と一緒にカウントダウンをして、新年を祝った。
翌朝。
テレビで世界各国の新年の様子を放映していた。ニューヨーク、どどーん!シドニー、ばばーん!日本は?「えっさ、えっさ」とふんどし姿の男性陣が海辺で何かを担いでいる映像が流れた。「え、日本の新年のイメージってこれ?」と軽くショックを受けた。
1997年1月1日(水)
ここは見応えがあった!ウィーン会議の舞踏会場の大広間や装飾品、絵画など、見所が多くてゆっくり回った。
「丘の上にも何かあるみたいだよ」と人々の後について行った。
[写真:シェーンブルン宮殿]
見た目よりもきつかった・・・丘の上からの眺めは良かった。・・・と思うが、なぜか写真が残っていない。何をしに行ったの!?と自分に言いたい気分になる。
次はブダペストへ!
続きます。