ニューヨーク女子旅日記〜6日目

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[写真:この異様にデカいペットボトルの理由は・・・]

6日目(8月25日)

今朝は少しだけセントラルパークへランニング。

今日はフリータイムで、お互い別行動。

私は小旅行がしたくて、ロングアイランド島の最東端、イースト・ハンプトンのモントークという町を訪れた。

google mapで事前に経路を検索し、地下鉄から「ロングアイランド鉄道」に乗り換えた。

ジャマイカ駅の自動券売機でクレジットカードが使えず、時間が迫っていたため手持ちの現金で支払った。往復48ドル。残りの現金が10ドルぐらいしかなく、どこかにキャッシュディスペンサーがないかな・・・と思いながら、鉄道に乗った。

鉄道に乗ってから気づいた。羽織るものを忘れた!鉄道の冷房が効きすぎて、鳥肌が立つぐらい。鉄道の乗車時間は3時間。手を組んだりして、できるだけ冷えないように心がけた。

モントークは終点。11時前に到着した。

駅の時刻表で帰りの電車を確認すると、14:51。その次は・・・22時!? 1日4〜5本しかない。えらいところに来てしまった・・・と、今更ながら青ざめた。

降りると駅前には何にもない。「Taxi?」と声をかけてきた一人の男性のタクシーに乗車することにする。最初に「クレジットカードで支払えるか?」「Yes」とのことでついていくと・・・

ここからは、不慣れな自分の恥ずかしい体験記。

タクシー料金を尋ねると、「灯台まで30ドル、帰路も30ドル」とのこと。乗ってから「クレジットカードでは支払えないので、ATMで現金を下ろしてくれ」と言われ、セブンイレブンへ連れて行かれた。だが、セブンイレブンのATMではなぜか下ろせない。そこで「商品を買ってクレジットカードで支払えば、キャッシュサービスを受けられる」と言われ、食料品を買うことに。

ブランチ用のサンドイッチ。飲料水も500mlを手に取ろうとすると、「こっちの方が安い」と1Lを2本勧められ、重いやん!と思いながらも手に取り、レジへ。

レジでドライバーから店員に話をすると、「キャッシュが出せるのは上限10ドル」。クレジットカードで支払いとキャッシュサービスを頼むと、自分のカードではできなかった。結局、セブンイレブンでは何も解決しないまま、次の手段として銀行へ。銀行では無事に下ろすことができた。

ほっと一安心して乗車すると、「セブンイレブンと銀行に寄ったから、50ドル。その代わり、帰りは20ドル。」と言われた・・・

帰り?そういえばどうやってタクシーに来て貰えば良いの??と途端に不安になり、「絶対に帰りの電車に乗り遅れたくないから、時間を決めて迎えに来てくれないか」と交渉。13:30に迎えに来てもらうことにした。

乗車中にドライバーに電話が入った。"My boss says, where are you?"と話しかけられた。どういう意味だろう??と戸惑っていると、声を大きくして"My boss says, where are you?"と再び言われた。"Near the lighthouse."と答えると、納得できる回答だったようで、うんうん、と頷いていた(ボスからの居場所チェックが入ったと思われる)。

観光を楽しむ気分を削がれながらも、「ブログのいいネタになりそうだ」と楽しんでいる自分がいた。

灯台前でタクシーを降ろしてもらった。

灯台周辺の海岸は散策できるようになっていて、砂浜や岩の道を散策した。見えるのは大西洋。ヨーロッパにつながっているんだ・・・などと考えながら歩いていた。

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[写真:大西洋を背に記念撮影]

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[写真:灯台周辺は、砂浜と岩場の海岸だった]

 

灯台ニューヨーク州最古とのこと。入場チケットを買った。灯台の上は狭くて15人までしか上ることができない。15分くらい待って、細い螺旋階段を上っていると、膝下を打ちつけてしまった。痛みに耐えながら、あとちょっと、あとちょっとと自分を鼓舞して上へ。

 

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[写真:灯台からの眺め。ベランダは2人くらいしか立てないほど狭い。]

 

灯台の周辺を散策していると待ち合わせの時間に。来てもらい、街中で下ろしてもらう。「30ドル」(!)と思いつつ、払った。「次は14:45?」「いやいや、14:40にしてください」

町はこじんまりしていて、海岸が見えた。近づいてみるとビーチになっていて、多くの海水浴客がいた。リゾート地のようだ。

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[写真:モントークの海岸。海岸沿いにホテルが並んでいた。]

・・・という観光よりも、帰りの時間が気になって仕方ない。もし時間通りにドライバーさんが来なかったら?もし電車が予定通り来なかったら??と、街中の観光はそこそこに、待ち合わせ場所でじーっと待った。

幸い、ほぼ定刻にドライバーが現れた。「なんか買う?」「いいえ」「ピザはどう?」「いいえ」と振り切り、駅まで送ってもらう。料金は7ドル。

始発電車はすでに到着していた。

 

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[写真:モントークの駅]

乗り込んだ時に、本当に安堵した。

帰りの電車も凍えるような寒さだった・・・

ホテルで友人と合流し、夕食へ。

夕食は、レディーガガが父親と共同経営しているというイタリアンレストラン「ジョアン・トラットリア」へ行った。

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イタリアンは安定の美味しさ!サラダとパスタで十分なところ、欲を出してデザートにチョコレートケーキを頼んだら・・・ボリューミーで食べきれなかった(残念)。

ニューヨーク最後の夜まで楽しめた!!