グローバルチャプター勉強会「IFC2019参加報告会」に参加しました(1)

ファンドレイジングの世界大会と言えばAFPICONが世界最大級で有名ですが、他にも色々あるんですね。

先日、マイアミで開催されたADRP2019もそう。

今回はオランダで開催されたIFC2019(International Fundraising Conference)について。

オランダ!!ファンドレイジング!と気になるキーワードが重なりました。参加せねば! 

 

主催は、日本ファンドレイジング協会グローバルチャプター。大学チャプターとほぼ同時期に誕生したチャプターです。

jfra.jp

 

2019年11月13日、IFC2019参加報告会「世界で活躍するファンドレイザーから学んだこと」に参加しました。参加者は20人ほど。日本ファンドレイジング協会から2ポイントが付与される選択研修でもあります。

報告者は、フリーランスファンドレイザーとして活躍されている、浅井美絵さんと間辺 初夏さんのお二人。

f:id:izmy2009:20191113191230j:plain

IFC2019概要

最初に間辺さんから、IFC2019の概要について説明がありました。

この国際大会はロンドンに本部のあるThe Resource Allianceという団体が主催しているもので、4日間にわたり行われます。公式サイトによると参加者は1000人60か国を超えるとのこと。主に国際系NGO団体からの参加が多いのだそう。そのため多様な参加国数が目をひきます。 日本からは講師2人に参加者3人いたそうです。

resource-alliance.org

 

毎年オランダのノールトウェイクという町にある宿泊施設つきの会場で開催。

10月15日〜18日の4日間のうち、15日午後から16日午前までがマスタークラス。16日午後から18日午前までが通常セッション。

マスタークラスは一つのテーマを掘り下げるワークショップ。20のクラスから一つを事前に申し込みます。通常セッションは約50のトピックがあり、同内容のセッションが繰り返し開催されるものもあるそうです。「興味があるけど時間帯が重なっちゃって・・」ということは、こういうイベントではままあること。繰り返し開催されるのは嬉しいですね。

セッションが目一杯あるため、リフレッシュのプログラムも用意されていて、ウォーキングやヨガなどがあるそうです。

[写真はイメージです]

またドレスコード指定付きのディナー、いわば仮装ディナーがあり、賞も与えられるとのことで、これでもかいっというほど気合の入った仮装をする人がいるそうです。

AFPICONに比べ、IFCは「支援者に寄り添ったファンドレイジング」に重きがおかれていて、どちらかといえばドナーリレーションズの分野に近いと感じるようです。むむっ、ドナーリレーションズに反応する私!

参加費はマスタークラスから参加する場合、宿泊費と食費込みで3000ポンド程度。日本円で40万円を超える・・・これとは別に航空券代(と観光代←私の場合)がかかります。さすがに気軽には行けない金額・・・「団体からの派遣という形で参加する人が多くて自費で参加する人はあまりいないのでは?」とのこと。なお、各種ディスカウントが用意されているようなので、気になる人はメルマガ等を早めに登録しておくと良いようです。

気になるマスタークラスとセッションについては次の記事で!