ファンドレイジング・日本の楽しみ方(3)2018ふりかえり〜社会貢献教育オープンシンポジウム

ファンドレイジング日本2018のふりかえり。

今回は、社会貢献教育オープンシンポジウムについて。

日本ファンドレイジング協会の存在を知ったきっかけとなった、社会貢献教育。「社会貢献教育が日本の未来を作る!」という気持ちが自分の原点にあります。

これは参加マスト!!と意気込み3つのセッションに参加しました。

・・・肝心の写真や記録が全然残っていない・・・(涙)。

当日の配布資料と記憶を元に振り返ります。

一つ目は、「米国での『社会貢献教育』の展開の実態」。米国の社会貢献教育推進の中心組織であるNational Youth Leadership Council のChief Executive Officer、Amy Meuers氏による基調講演でした。

二つ目は、「社会貢献教育は学校教育をどう連携できるか」。東京学芸大学附属国際中等教育学校のボランティア部の活動、岡山学芸館高校での国外フィールドワーク、北海道での取り組みなどが紹介されました。

三つ目は、パネルディスカッション「社会貢献教育推進のメカニズムを日本で動かすために必要なこと」。

 

印象的だったこと。

  • 「サービス・ラーニング」

サービス・ラーニングとは、文字どおりサービス(貢献活動)とラーニング(学習)をつなげ、ボランティア活動を学外で行い、その活動体験を通して学びを獲得することを目指す教育である。 

www.shidaikyo.or.jp

基調講演では、米国の「K-12 」という初等中等教育12年間のそれぞれの段階で積極的に実施されているプログラムが紹介されました。「良いことをやった。満足。」で終わらせず、計画から振り返りまでを含めて教育という考え方。さらに、ユース・リーダーを育成する取り組み。ステップアップの手法も参考になります。

このサービス・ラーニングの手法が教育×地域×福祉・・・と、つながりと相乗効果を生む仕組みが、社会貢献教育を日本で広げるために必要なのだと知りました。

 

www.tguissvt.com

ボランティアが部活動になるとは想像もしていませんでした。それだけでなく、部員生徒さんによる各種プロジェクトの立ち上げがめざましく、2017年度の寄付月間では大賞( KIFU no Chikara Fes.2017 + Giving Tree)を受賞。これほどまでにボランティア部が活発なのはIB校で帰国生が多いからと想像します。シンポジウムにも多くの生徒さんが参加していました。生徒と話をするセッションでは「楽しいことを企画して、それが他の人の役に立つことに繋がっているのが嬉しい」とキラキラオーラが眩しかったです。

 

社会貢献教育ファシリテーターの資格をとるぞ!と意気込みを新たにしました。

(と、書いていながら、1年以上たった現在、社会貢献教育ファシリテーター資格が取れていない・・・汗)

 

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