認定ファンドレイザー必修研修に参加して(2)

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(1) - 始まりの景色

の、続き。

ケーススタディはグループワーク。

ケース資料の団体の理事会へ、コンサルチームとして中期のファンドレイジング戦略(3年計画)をプレゼンして提案する、という内容でした。

戦略作成にあたって盛り込むべき5つのポイント。

  1. ビジョン
  2. 組織、事業、財源の3軸の絞り込んだ課題特定
  3. ポジショニングとボトルネックの特定
  4. 具体的な改善提案と3年程度のスケジュール
  5. 全体として2つ以上のフレームワークを活用した分析

さらにチェックポイントが・・・10以上もある!多くて紹介しきれないため、概要のみ。

  • 団体の分析は精緻化されているか。
  • 事業収入、助成金、寄付金などの全ての財源について検討し、財源の相乗効果性が生かされているか。
  • ステップアップ導線設計がなされているか。
  • 具体的で実現可能性のある計画になっているか。

進めるにあたって各グループからリーダーを一人決めてください、とのこと。スクール同期の方からの「izmyさんのリーダーシップを見てみたい」(?)という謎の推薦でリーダーを務めることに。

グループワークの時間は、1日目:4時間。2日目:2.5時間。

グループ人数は、6人。

プレゼンでは模造紙・A3用紙(配布)・ホワイトボードは使用可。PCは不可。

上記で挙げた5つのポイントを、

【ビジョン設定】→【課題特定・ポジショニングとボトルネックの特定】→【改善提案】

の3段階に分けて時間配分を考えました。

途中までは講師の指示のもと、宿題を出し合ったり、2つに分かれて続きの設問について話しあったり。

ビジョンは比較的に順調にまとまりましたが、その後の課題特定などの分析では様々な意見が出されていました。

途中経過を講師に報告すると、「ちょっと・・・時間が厳しいかもしれませんね」とのこと。遅れ気味なんだ・・・!という、時間調整のプレッシャーが与えられました。

そのため、チームメンバーの方にプレゼンのスライドを考えてもらい、これを元に議論点を集約することに。

研修は17時でタイムアップ。その後、別の場所で1時間話し合ったものの、3カ年の改善提案のフレームワークはなかなか埋まらず。翌日は開始前1時間から始めることにして解散しました。

家に帰り、このままでは間に合いそうにないな・・・と焦りました。

まずは手書き状態のスライドを清書してみました。財源の数字などはA3でプリントアウトすれば良いじゃん!と思い、フレームワークの表を入れ込みました。

さらに「明日のプレゼンのスライドは、穴埋め方式にしよう」と。話し合いで出ていないフレームワークも足しておき、翌日の朝にすべきことを「穴埋め方式で話し合って埋める」としました。

翌日は自分のプレゼンからスタートですが、上手な人のを次回以降に真似しよう、と割り切り。1日目の夜はグループワークの続きに時間を費やしました。

続きます。