認定ファンドレイザー必修研修に参加して(1)

2日間にわたる認定ファンドレイザー必修研修に参加しました。

認定ファンドレイザー研修は、土日開催と平日開催の2回あります。

私は土日開催、9月22日(土)・23日(日)に参加しました。

事前課題が約10日前に送られてきます。

前週に父の葬儀があり実家に帰っていたため、メールをゆっくり確認したのが4日前。

ケーススタディ資料による設問が15問。そのボリュームの多さに血の気が引く思いでした。

うち、当日受付で提出する課題は問1〜3でした。

<事前課題>

  1. 5年後、この団体の活動が新聞の1面をかざるとすれば、どのような見出し・記事になるかを自由な発想で考える。
  2. (1)SWOT分析を行い、経営改善課題を抽出する。(2)SWOT分析の象限をかけあわせ、改善すべき問題提起を試みる。
  3. 組織、事業、財源の3要素の観点から、経営課題を分析する。それぞれの要素について、優先的に検討すべき問題設定を各2つ設定する。

この中で一番苦労したのは問1。なので後回しにして、2と3を先に取り組みました。

参考にしたのは以前参加した研修のブログと、その時の課題。

FRSアドバンス研修「ケーススタディから学ぶ、経営戦略フレームワークに基づいたファンドレイジング戦略とは?」に参加して(1) - 始まりの景色

FRSアドバンス研修「ケーススタディから学ぶ、経営戦略フレームワークに基づいたファンドレイジング戦略とは?」に参加して(2) - 始まりの景色

いやー、研修の記録をブログに残しておいて良かった。

と、この時ほど思ったことはありません。

最後に問1を自分なりに考えて作成し、当日を迎えました。

 

参加者は22人。うち17人がスクール生でした(平日開催では人数比がちょうど真逆だった模様。)。5〜6人で1グループ。席(グループ分け)は事前に決められていました。

 

1日目の午前中は、まず認定ファンドレイザー必修研修テキストの講義から。事業収入、融資・擬似私募債について学びました。

どちらもさらっと流していく内容でしたが、事業収入は既に単体研修で聞いた話を復習する内容、擬似私募債は学校債で馴染みがあるため、どちらもとてもわかりやすかったです。

その後、2日目の最初に行う「プレゼンテーション力UPセッション」に関連した講義を聞きました。ファンドレイザーに必要なコミュニケーション力は、プレゼン力、アクティブリスニング力、個人的要素(前向きさ、誠実さ)の3つ。

ファンドレイジングに繋がるプレゼン力とは、「ラポール」「右脳に伝える」「プレゼントする」の最低限の3か条と、「物語を考える」「自分自身の"人"を感じさせる」「心理的要素を加味する」の大切な3要素のかけ合わせ、ということでした。プラス、ファンドレイジングでは、次の小さなステップを提案する=支援を得ることが大切、とも。

プレゼンする場がほとんど無いため、プレゼン力が無いことには自信(?)がある。これも経験の積み重ねだよなーと思いながら聞いていました。

1日目の午後はいよいよ、事前課題で渡されていたケーススタディ

続きます。