北欧ひとり旅〜8日目(2)
ポルヴォーに行こうと思い立った。
ヘルシンキからバスで1時間ほど。17時に出発すれば到着が18時。2時間観光して20時半に出れば21時半に戻って来られる。よし。
バスはネットで予約。iPhoneでさくさくと予約できる。めちゃくちゃ便利。
セウラサーリ島から帰るバスを待つ間に予約し、Kamppiへ。
18時だと主要な観光施設は閉まっているが、時間が余れば夕食食べればいいや、と考えた。
ポルヴォーはハメーンリンナと同じくらい、いや、もっとコンパクトな街だった。
バスターミナルから湾まで歩いて5分。観光スポットとされる木造の建物。以上。
博物館やお店が閉まっていて、どこも入れなかったのも残念だった。
さらに、到着した時から治安が良くないなぁと感じた。大声で騒いだり喧嘩を始める若者を見かけたから。
これは思った以上に時間が余りそうだ・・・と心配になった。
橋を渡り、先ほど対岸から写真を撮った赤茶色の建物の多くはレストランになっている模様。食事を楽しむ人の姿が見えた。
ちょっと早めの夕食をとることに。テラス席に座った。
湾沿いのレストランで食事。フィンランドは日本のように水が出るので、飲み物を頼まなくても済むのがありがたい。
ゆっくりゆっくり味わって食べた。この時点で19時。帰りのバス、もっと早めれば良かったなぁと後悔。変更できないか調べたら「キャンセル、変更不可」とのこと。
もう一度バスターミナルまで戻って来た。
待合室は閉まっていた。座って待てる場所がない。そして雰囲気がいまいち。なんとかせねば!
またあてもなく歩き、旧市街の丘の上、教会まで向かったりした。
教会に向かう途中で、スーパー前にたむろしている若者グループ。なんだかなぁ。
昼間に来ていれば、印象が違ったかもしれないが。
何とか時間を潰し、20時すぎにバスターミナルに戻った。
バスターミナルの電光掲示板では乗り場の案内が出ていた。
が、1番、2番といった数字ではなく、"piispankatu"文字が表示されている。
何だ?googleで引いてみたら「司教の通り」と出て、ますます??状態。
通りの名前、と気づくのに時間がかかった。
バスターミナルのロータリー外で待っている人が10人くらいいた。
聞いちゃおう、と近くの人に声をかけた。
「ここはOnnnibusのバス停ですか?」「そうよ」良かった、聞いて安心。
バスは発車予定時刻より10分ほど遅れて来た。良かった、さっき聞いておいて・・・
時刻は20時45分。あたりは薄暗くなってきた。
バスから夕焼けが見えた。まだまだ日が長い。
いよいよ明日は帰る日。あっという間の滞在だった。
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