(ご報告)准認定ファンドレイザー試験に合格しました
最初のきっかけは、「社会貢献関係の授業または講座を開講するとどの程度の経費がかかるか見積もって欲しい」というボスからの依頼。
ネットで探していると、社会貢献教育を行なっているファンドレイジング協会のサイトに巡り会いました。
教育関係の仕事に従事し、教育の重要性を日々実感している中、「社会貢献教育なら自分も何かできるかもしれない」と思うようになりました。
同協会のサイトでファンドレイザーの認定試験があることを知りました。
本資格制度は、ファンドレイジングについて体系的に学び、プロフェッショナルファンドレイザーを生み出すことで、NPO・公益法人のファンドレイジング力の底上げに寄与することはもちろんのこと、ファンドレイジングのプロセスを通じて、支援者一人ひとりが社会課題解決に参加し、達成感を感じる機会を生み出すことにあり、この成功体験の積み上げが、中期的な日本社会全体の課題解決力の向上になります。
「ファンドレイジング」は寄付集めのスキルではありません。自分が所属している組織の潜在力を分析、マーケットを把握し、そこに自分たちの実現したいことを設計して、実現に向けての収入計画(ファンドレイジングアクション)を立てることです。
これから自分がどのようなことをするにせよ、ここでファンドレイジングの体系を学ぶことは非常に有益だと直感しました。
名古屋で開講された必修研修に参加したところ、これまでの実務経験による知識を生かすことができ、さらに何となく経験則に依っていたことについて理論や手法の裏付けを得ることができるとわかり、試験を受けることを決意。
試験を申し込むには必修研修のほかに選択研修9ポイント分を受講する必要があります。対面式のセミナーも随時開催されていますが、申し込み締め切りまで日がなく、オンラインの選択研修を受講。
試験の1ヶ月前から、週末にはテキストを読み直して試験勉強をしました。
初めての資格。合格通知を見た時には嬉し涙が出ました。
なお同時並行で目指し始めた「社会貢献教育ファシリテーター」。
こちらは京都で開講された研修に参加。あとは2回の実習研修を受ける必要があります。
本業の仕事が落ち着いたら、実習に臨もうと計画中。
ファンドレイジングって何?と疑問に思った方、日本ファンドレイジング協会代表理事の鵜尾さんの本をご紹介。
改訂版 ファンドレイジングが社会を変える (非営利の資金調達を成功させるための原則)
- 作者: 鵜尾雅隆
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 2014/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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