北欧ひとり旅番外編〜フィンランド長距離バスのススメ

フィンランドの移動はバスが便利。

バスについて説明しているサイトがいくつかありますが、私なりにまとめてみました。

 

Google Mapで経路検索すると、バスの場合はMatkahuolto社のサイトにリンクされています。

https://www.matkahuolto.fi/en/

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Matkahuolto社のメインページ

フィンランド語・スウェーデン語・英語に対応しています。

左側の検索画面で、出発地・到着地・日付を入れてSEARCHボタンを押すと、時刻表と金額が出てきます。乗車したいバスを選んでBUYボタンを押す。クレジットカード決済。以上!簡単!

 

こんなところが便利

  • ネット決済、eチケットで路線検索・購入・乗車までスムーズ
  • 同じ路線でもOnnibusなど格安路線が走っていて、料金を見比べながらリーズナブルに利用できる
  • バスによっては10分前まで予約を受け付けているので、思い立ったら予約できる
  • バスの中は充電・wi-fi利用が可能な場合が多く、快適に過ごせる

こんな点は注意

  • キャンセル不可
  • ひとり旅の場合は隣の席の人次第でバス旅の印象が変わる
  • 途中のバス停やアナウンスで英語を聞くことがなかったため、目的地に無事たどり着けるかやや不安な思いになる
  • 多少の遅れがある(ヨーロッパであれば列車も同じですが)

より快適に使うコツ

事前にGoogle Mapで経路を確認しておく

列車など、他の交通手段の可能性を含めて確認しておくと、イザという時の選択肢が広がります。

事前にバス乗車場・バス降車場と、そこまでの移動時間を計算しておく

列車の駅とバスターミナルは離れていることが多かったです。バスターミナルの場所をできれば実際に歩いて下見をしておくと良いと思います。

私は当初、「駅のコインロッカーにスーツケースを預ける」→「遊びに行く」→「駅に戻りスーツケースをピックアップしてバスターミナルに行く」という予定を立てていました。バスターミナルの場所を駅から歩いて確認に行ったところ、あまりの遠さにギブアップして列車に切り替えた・・・ということがありました。

バスターミナル待合室の雰囲気が良いとは限らないため時間を持て余す時には注意が必要

たまたまだったのかもしれませんが、ハメーンリンナ、ポルヴォーともに、バスターミナルの待合室は古くて雰囲気が良くなかったです。

ポルヴォーの時間を持て余して苦労した話は過去の記事をご参照ください。

izmy2009.hatenablog.com

座席指定は必ずしも必要ない

日本語でバスのサイトを見ると、必ず座席指定について書かれているため、最初は座席指定しました。その分の追加料金が発生します。

いざ乗車すると・・・バスはガラガラ、座席指定しなくて良かったじゃん!と。

複数人の場合で人気路線であれば座席指定しても良いでしょうが、単身でバスが混んでいない場合は「必要ないな」と思いました。ちなみに、座席指定のページを見れば、混み具合は確認できます。

 

バスを上手に利用して、より旅を楽しんでみてくださいね。

 

 

 

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(3)

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(2) - 始まりの景色

続き。

 

2日目。

研修前1時間からグループワークはスタート。

最初に、残り時間の大まかなスケジューリングをグループメンバーに提案。

昼食休憩の時間は決められてなく(以前は決めていたが皆グループワークに夢中で休憩していなかったので・・・とのこと)グループワークの時間内に適宜休憩、となっていたため、私は昼食休憩を前提にスケジューリングして、バッファを作っておきました。 

穴埋め方式はうまくいき、足しておいたフレームワークを取捨選択して、プレゼンの道筋が見えてきました。

 

朝一番のプログラムは「プレゼンテーション力UPセッション」。2分の間に自分を、団体を知ってもらい、さらに支援を得るためのプレゼンを皆の前で実際にやってみましょう、というもの。前日はグループワークのみをしていたため、プレゼンの練習は当日の電車の中で。うまく収まらないなあ・・・と思いながら研修会場へ。本番は後半に言うことを忘れてしまい、しどろもどろ。

上手な人は「上手だなぁ」。なんですけど・・・「最後は自分なりに工夫」の部分が結局はよくわからない。スキルアップのための具体的なTo Doをもっと聞きたかった。

 

続いて、グループワークの続き。その後には発表。

当初の予定では模造紙などのプレゼン資料作成の時間帯に入っているが、依然として話し合いが終わらず時間が押し気味。なんとかグループ提案としてまとまったため、プレゼン資料の清書(模造紙やホワイトボード)をメンバーの方にお願いしました。

ら・・・自分のすることがなくなりました。

あらー暇になった、リーダーって良いなあ、と呑気に構えながら、それぞれの方の進捗具合を見守りました。

ここへきて昼食休憩のバッファが生きてきました。バッファ大事。若干、人によりバラツキができてしまいましたが、交代で休憩をとり、いよいよ発表の時間。

発表は、1グループ発表、1グループ理事会、残りのグループはオーディエンス。発表者2名の持ち時間は10分。発表を聞いて、理事会は全員が1人1問質問を出す。その質問に発表者以外のメンバー2〜3人で回答する、というもの。終了すると講師からのコメントを受けます。

私のグループは分析・提案ともにバランスよく盛り込めていたと思います。話し合いの時間の都合でカットした「具体的な施策のフレームワーク」を発表できれば良かった・・・というのが反省点。

キャラクターイラストが印象的なグループ、施策メニューが魅力的なグループ、NPO自治体・住民の"三方良し"を図式化したグループなど、各グループの個性豊かな提案が出されました。

講師のコメント

  • ストーリー作成にあたって、「なぜそれを選んだか」という価値軸を明確に示す。
  • オンリーワン感を出す。
  • 人々の印象に残るキラーワードを考える。
  • 人手が足りないという問題について。中の人を増やすという方法、周囲の人を巻き込むという方法、別のグループの人と連携するという方法などの可能性を考える。

研修最後は自己プランニングセッション。グループで自分の夢や取り組みたいことなどを発表して終了しました。

濃くて長い2日間が終わりました。

ただし・・・この必修研修には40日後にレポート課題を提出する、という重い宿題が残っています。

勉強の日々は続く・・・ 

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(2)

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(1) - 始まりの景色

の、続き。

ケーススタディはグループワーク。

ケース資料の団体の理事会へ、コンサルチームとして中期のファンドレイジング戦略(3年計画)をプレゼンして提案する、という内容でした。

戦略作成にあたって盛り込むべき5つのポイント。

  1. ビジョン
  2. 組織、事業、財源の3軸の絞り込んだ課題特定
  3. ポジショニングとボトルネックの特定
  4. 具体的な改善提案と3年程度のスケジュール
  5. 全体として2つ以上のフレームワークを活用した分析

さらにチェックポイントが・・・10以上もある!多くて紹介しきれないため、概要のみ。

  • 団体の分析は精緻化されているか。
  • 事業収入、助成金、寄付金などの全ての財源について検討し、財源の相乗効果性が生かされているか。
  • ステップアップ導線設計がなされているか。
  • 具体的で実現可能性のある計画になっているか。

進めるにあたって各グループからリーダーを一人決めてください、とのこと。スクール同期の方からの「izmyさんのリーダーシップを見てみたい」(?)という謎の推薦でリーダーを務めることに。

グループワークの時間は、1日目:4時間。2日目:2.5時間。

グループ人数は、6人。

プレゼンでは模造紙・A3用紙(配布)・ホワイトボードは使用可。PCは不可。

上記で挙げた5つのポイントを、

【ビジョン設定】→【課題特定・ポジショニングとボトルネックの特定】→【改善提案】

の3段階に分けて時間配分を考えました。

途中までは講師の指示のもと、宿題を出し合ったり、2つに分かれて続きの設問について話しあったり。

ビジョンは比較的に順調にまとまりましたが、その後の課題特定などの分析では様々な意見が出されていました。

途中経過を講師に報告すると、「ちょっと・・・時間が厳しいかもしれませんね」とのこと。遅れ気味なんだ・・・!という、時間調整のプレッシャーが与えられました。

そのため、チームメンバーの方にプレゼンのスライドを考えてもらい、これを元に議論点を集約することに。

研修は17時でタイムアップ。その後、別の場所で1時間話し合ったものの、3カ年の改善提案のフレームワークはなかなか埋まらず。翌日は開始前1時間から始めることにして解散しました。

家に帰り、このままでは間に合いそうにないな・・・と焦りました。

まずは手書き状態のスライドを清書してみました。財源の数字などはA3でプリントアウトすれば良いじゃん!と思い、フレームワークの表を入れ込みました。

さらに「明日のプレゼンのスライドは、穴埋め方式にしよう」と。話し合いで出ていないフレームワークも足しておき、翌日の朝にすべきことを「穴埋め方式で話し合って埋める」としました。

翌日は自分のプレゼンからスタートですが、上手な人のを次回以降に真似しよう、と割り切り。1日目の夜はグループワークの続きに時間を費やしました。

続きます。

 

 

 

 

 

認定ファンドレイザー必修研修に参加して(1)

2日間にわたる認定ファンドレイザー必修研修に参加しました。

認定ファンドレイザー研修は、土日開催と平日開催の2回あります。

私は土日開催、9月22日(土)・23日(日)に参加しました。

事前課題が約10日前に送られてきます。

前週に父の葬儀があり実家に帰っていたため、メールをゆっくり確認したのが4日前。

ケーススタディ資料による設問が15問。そのボリュームの多さに血の気が引く思いでした。

うち、当日受付で提出する課題は問1〜3でした。

<事前課題>

  1. 5年後、この団体の活動が新聞の1面をかざるとすれば、どのような見出し・記事になるかを自由な発想で考える。
  2. (1)SWOT分析を行い、経営改善課題を抽出する。(2)SWOT分析の象限をかけあわせ、改善すべき問題提起を試みる。
  3. 組織、事業、財源の3要素の観点から、経営課題を分析する。それぞれの要素について、優先的に検討すべき問題設定を各2つ設定する。

この中で一番苦労したのは問1。なので後回しにして、2と3を先に取り組みました。

参考にしたのは以前参加した研修のブログと、その時の課題。

FRSアドバンス研修「ケーススタディから学ぶ、経営戦略フレームワークに基づいたファンドレイジング戦略とは?」に参加して(1) - 始まりの景色

FRSアドバンス研修「ケーススタディから学ぶ、経営戦略フレームワークに基づいたファンドレイジング戦略とは?」に参加して(2) - 始まりの景色

いやー、研修の記録をブログに残しておいて良かった。

と、この時ほど思ったことはありません。

最後に問1を自分なりに考えて作成し、当日を迎えました。

 

参加者は22人。うち17人がスクール生でした(平日開催では人数比がちょうど真逆だった模様。)。5〜6人で1グループ。席(グループ分け)は事前に決められていました。

 

1日目の午前中は、まず認定ファンドレイザー必修研修テキストの講義から。事業収入、融資・擬似私募債について学びました。

どちらもさらっと流していく内容でしたが、事業収入は既に単体研修で聞いた話を復習する内容、擬似私募債は学校債で馴染みがあるため、どちらもとてもわかりやすかったです。

その後、2日目の最初に行う「プレゼンテーション力UPセッション」に関連した講義を聞きました。ファンドレイザーに必要なコミュニケーション力は、プレゼン力、アクティブリスニング力、個人的要素(前向きさ、誠実さ)の3つ。

ファンドレイジングに繋がるプレゼン力とは、「ラポール」「右脳に伝える」「プレゼントする」の最低限の3か条と、「物語を考える」「自分自身の"人"を感じさせる」「心理的要素を加味する」の大切な3要素のかけ合わせ、ということでした。プラス、ファンドレイジングでは、次の小さなステップを提案する=支援を得ることが大切、とも。

プレゼンする場がほとんど無いため、プレゼン力が無いことには自信(?)がある。これも経験の積み重ねだよなーと思いながら聞いていました。

1日目の午後はいよいよ、事前課題で渡されていたケーススタディ

続きます。

父と高校野球

父は、野球少年だった。中学・高校と野球部で汗を流した。

若い頃は、夜に小学校のグラウンドで野球を練習するために度々出かけていた。

野球観戦も好きで、テレビの野球中継はもちろん、野球場へも観戦に行っていた。

2014年に脳出血で倒れ、リハビリ施設で私が付き添った時、理学療法士さんから「スポーツは何かされとったんですか?」と聞かれ、「野球。うまぁもんやったよ。」と嬉しそうに答えていた。

この脳出血が原因で父は半身不随となり、寝たきり生活を余儀なくされた。

2018年夏。

私の応援している高校の野球部が久しぶりに甲子園へ出場することになった。

初戦。私は実家で父と野球観戦をした。

たまに帰省しても、ぼおっとする時間が長くなり、寝ていることも度々あったが、この日の父はしっかり起きていた。

試合でヒットが出れば「ほぉ」と言い、アウトになれば「ああ・・・」と言っていた。

応援しているチームが劇的なサヨナラ勝ちをすると、「すごぉなぁ」と漏らし、校歌を熱唱する私を見ながら笑った。

2回戦。私は自宅で観戦していた。

チームは序盤から大量得点を許し、苦しい試合展開となった。

9回裏、相手チームのピッチャーが疲れてきたのか、反撃に転じた。チームが追い風になり自宅の応援も白熱している最中、実家に帰省中の姉から電話がかかってきた。

父は救急搬送された。

危篤状態ではないと聞き、翌日、私は岐阜の病院へ向かった。

病室に向かうと、父は起きていた。

「なんや・・・」と目を丸くしていた。

「救急車で運ばれたと連絡が来たから、心配して来たんやよ」と告げると、「なんや、大げさな・・・お母さんは心配しすぎや」と言った。

「お父さん、野球、負けちゃったんだ。最初に点が取られてね・・・」などと話すと、父は苦笑していた。

話している間に、母と姉が病室に到着した。

改めて担当医と話すと、2人は別室に向かった。私は父の側にいた。

しばらく、高校野球の話をした。

それが父に会う最後となった。

母と姉は医師から父の余命宣告を受けた。

1ヶ月の間、父の様子が気がかりながらも、母の電話で徐々に衰弱している様子を聞くと、会いに行く勇気がどうしても出なかった。"最後に話をした"という記憶を残したかった。

電話で母は「その気持ち、良くわかるから無理せん方がいい。お父さんは十分すぎるほど頑張った。いい思い出のままでいることも大事。」と私を気遣ってくれた。

父は、1ヶ月後に旅立った。

今でもふとした瞬間に涙を流し、このブログを書きながら何回も涙で中断した。

でも、一つの区切りとして、書いておこうと思った。

悲しみは消えることはないが、癒すことはできる。

高校野球を観る度に、父の笑顔を思い出して語りかけようと思う。 

 

北欧ひとり旅〜9日目(最終日)

2018年8月26日(日)

いよいよ、最終日。

朝食を食べて、お土産を買いに行った。

ホテルのある建物に入っているテナント、「ノルディス」。

ムーミン、フィンランド、北欧の雑貨がたくさん! | ノルディスヘルシンキ

20%割引クーポンを旅行会社からもらっていた。日曜日でデパートなどは12時からしかオープンしないので、ものは試しにと入ってみた。

表に「ノルディス」とカタカナで書いてあり、半信半疑で入ったが、意外と良かった。先日行ったヘルシンキムーミンショップよりよっぽど多くのムーミングッズがあった。お洒落な布製品もある。お菓子などお土産をまとめて購入した(家に帰ってから小分け袋が多く入っていた、こういう心遣いも嬉しい)。

部屋に戻りお土産もスーツケースに入れて、チェックアウト。

 

夕方のフライトまでは時間があったので、ホテルに荷物を預け、ヘルシンキ自然史博物館へ。

4travel.jp

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ヘルシンキ自然史博物館。2階のベランダにいるキリンが目印。

大好きな映画「ナイト・ミュージアム」を観て以来、剥製の多い博物館は「ナイト・ミュージアムだ・・・」と妄想してしまう。

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博物館内部の恐竜コーナー

それほど広くない博物館の中は剥製がいっぱい。恐竜も。天井にも展示があったりと、なかなか楽しかった。60倍に拡大された蚊の模型はちょっと・・・という思いになったが。

もう少し時間があったので、マーケット市場に行ってみた。相変わらず、多くの観光客で賑わっていた。

マーケット市場の近くには赤レンガの教会が見える。ロシア正教ウスペンスキー寺院だ。丘の上にあり、上ってみると中に入るための行列ができていた。

中を見るのは諦め、近くをぶらぶらしていると、赤レンガの建物が並ぶハーバーが見えて来た。

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帆船が停留するハーバー

少し行っただけで景色が随分と変わる。もっといられたら、もっと色んなものが見学できたな・・・と感傷的になった。

お昼になったので、最後に何を食べようかな・・・とぶらぶら。

Kamppiショッピングセンター内で簡単に食べられるものを探した。"Beijing 8"という、中華料理のお店だが、アジア系の店員がいない。

カウンターで注文するスタイル。英語のメニューを見て悩んでいると、店員さんが「僕はこれがお勧め」と親切に教えてくれた。

で、食べたのが9種の餃子と春雨サラダ。

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Beijing 8 のランチセット。

焼き餃子が蒸籠に入っている。パクっ。スパイシー!?

餃子だけど餃子じゃない。ソーセージを食べているかのよう。

同じ挽肉料理でも、中国では餃子になり、フィンランドではソーセージのようになる。面白いな・・・と思いながら、最後は(お勧めされていない)醤油と黒酢で食べた。

お腹がいっぱいになり、少し早いが空港に向かうことにした。

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ヘルシンキ中央駅は玉を持つ2対の男性がお出迎え

ヘルシンキ中央駅脇から、空港行きのバスが出ていた。

クーポン券を渡して、空港へ。

空港への道すがら、湖が見えてきた。

湖と森の国、フィンランド

楽しかった日々はあっと言う間にすぎてしまった。

次はどの国に行こうかな・・・

 

【旅行のスケジュールは地球の歩き方「旅スケ」で公開!】

北欧ひとり旅〜8日目(2)

北欧ひとり旅〜8日目(1) - 始まりの景色 の続き。

ポルヴォーに行こうと思い立った。

www.visitfinland.com

ヘルシンキからバスで1時間ほど。17時に出発すれば到着が18時。2時間観光して20時半に出れば21時半に戻って来られる。よし。

バスはネットで予約。iPhoneでさくさくと予約できる。めちゃくちゃ便利。

セウラサーリ島から帰るバスを待つ間に予約し、Kamppiへ。

18時だと主要な観光施設は閉まっているが、時間が余れば夕食食べればいいや、と考えた。

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フィンランドで2番目に古い町、ポルヴォー

ポルヴォーはハメーンリンナと同じくらい、いや、もっとコンパクトな街だった。

バスターミナルから湾まで歩いて5分。観光スポットとされる木造の建物。以上。

博物館やお店が閉まっていて、どこも入れなかったのも残念だった。

さらに、到着した時から治安が良くないなぁと感じた。大声で騒いだり喧嘩を始める若者を見かけたから。

これは思った以上に時間が余りそうだ・・・と心配になった。

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旧市街の建物はパステル調

橋を渡り、先ほど対岸から写真を撮った赤茶色の建物の多くはレストランになっている模様。食事を楽しむ人の姿が見えた。

ちょっと早めの夕食をとることに。テラス席に座った。

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レストランの食事は美味しかった

湾沿いのレストランで食事。フィンランドは日本のように水が出るので、飲み物を頼まなくても済むのがありがたい。

ゆっくりゆっくり味わって食べた。この時点で19時。帰りのバス、もっと早めれば良かったなぁと後悔。変更できないか調べたら「キャンセル、変更不可」とのこと。

もう一度バスターミナルまで戻って来た。

待合室は閉まっていた。座って待てる場所がない。そして雰囲気がいまいち。なんとかせねば!

またあてもなく歩き、旧市街の丘の上、教会まで向かったりした。

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丘の上の教会

教会に向かう途中で、スーパー前にたむろしている若者グループ。なんだかなぁ。

昼間に来ていれば、印象が違ったかもしれないが。

何とか時間を潰し、20時すぎにバスターミナルに戻った。

バスターミナルの電光掲示板では乗り場の案内が出ていた。

が、1番、2番といった数字ではなく、"piispankatu"文字が表示されている。

何だ?googleで引いてみたら「司教の通り」と出て、ますます??状態。

通りの名前、と気づくのに時間がかかった。

バスターミナルのロータリー外で待っている人が10人くらいいた。

聞いちゃおう、と近くの人に声をかけた。

「ここはOnnnibusのバス停ですか?」「そうよ」良かった、聞いて安心。

バスは発車予定時刻より10分ほど遅れて来た。良かった、さっき聞いておいて・・・

時刻は20時45分。あたりは薄暗くなってきた。

バスから夕焼けが見えた。まだまだ日が長い。

いよいよ明日は帰る日。あっという間の滞在だった。



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